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斜面と際


「最近は裏山の作業に追われて、ユンボ動かしてないな。。。」

 

里山DIYでは、計画実行スケジュール性を特に重視はしていません(苦笑)

 

自然相手の作業をしていると、環境が刻々と変わってくるので、工程にあまり囚われすぎず変化を見極めての作業判断も結構大事かなーと感じるようになりました。

 

また、ユンボを使った重要な作業もたくさんあって、必要な作業の事欠かしませんから、今回もそんな自らの声に応えてあげようと思います(笑)

先ずは、水はけの悪さが気になる南側の平地を作業。

 

今日は「パワープレーな気分でない」気持ちを尊重して(苦笑)

溝を完成させずに、斜面や際にユンボで溝の欠き込みだけを行いました。

 

硬い斜面や粘土質で重い斜面も、ユンボでやるとホント楽ですねーー

先日の「パワーツール」の時とは大違いですよ(笑)

ノン パワープレーですが、この粘土質の際の処理はやはりショベルを使っての手作業が必要。ユンボのアリガタミが瞬時に込みあがってきます(笑)

 

直角法面を出しておかないと、雨の時の土の流失が心配なんです。

こんな細かな作業はヤッパリ手作業なんですよねー

 

次に杉林の斜面の雨水処理のために溝を欠き込んでいきました。

 

それほど状態が悪くはなさそうですが、杉の人工林、下草の植生が少なく、杉の落ち葉では土壌もあまり良い期待はできません。

 

ですので、各ポイントに横溝を欠き込んで、斜面の保水力を高めていきます。

ここでも大まかにユンボで欠き込んで、細かなトコは手作業しました。

それでも結構な作業量ですので、ユンボ万歳です!

 

この溝も微生物の力を借りたいので、明渠と同じ要領で、朽ちた倒木をあつめ、竹炭と落ち葉ストックを準備。

雑木の倒木も森に転がっているので、微生物の住処に事欠かすことはないですし、微生物の食料となるコナラの落ち葉も大量にストックしておいたので、お金もかけず片付けもできて里産里消でスムーズに作業ができました。

 

里山には見渡す限り使えるものだらけで、メッチャうれしくなるんですよね(笑)

 

ソーコーして溝に炭、朽木、落ち葉を敷き詰めて、一丁あがりです!

今日は、想定外の作業をしましたが、ユンボのお陰で結構ハカドリマシタ!

 

「動力を扱うのはイイですねー 特にエンジン系は動かして楽しいもんです」

 

ただ機械だけでは完全に作業はできず、どうしても手作業との兼用になりますね。

 

今回も溝づくりが残っちゃってますから、

「パワープレーな気分」が来るのを願い、手作業も楽しんで頑張ります(笑)