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里山に水道開通!


本日、水道が開通しました!

 

今振り返れば、莫大な水道の工事費に物件の購入を諦めかけたこともありましたが、各業者のみなさんと打合せを重ねて計画を見直し、無事にこの日を迎えることができました。

 

また、里山に都市のインフラを持ってくることで、水の大切さを真剣に考える良い機会となりましたね。

 

水の事で、こんな大変な展開になるとは予想もしていなかったので、今はただただうれしーですね、感慨もひとしおです!

いざ工事を始めると、作業自体はとても早く終わり、本管引き込み工事にメータ器の取付、そして古民家近くに仮設水栓を設置して二日間。

 

いかに計画や段取りが大事か思い知らされます。

計算上だと、敷地の高低差12mを水道本管からの圧力で賄うのは微妙だったので、実際に管を上の敷地まで引込み仮設水栓を設置して、水圧の実験をしてみました。

 

いやぁーやってみるもんですね!

止水栓での水圧は0.25Mpaで、古民家付近(高低差12m+引込長さ100m)での水圧が0.1~0.075Mpaと圧力を伴った水が出てきました!

 

この実験結果によって、直接古民家付近に給水システムを設置できる確認が取れたということなんです。当初は水圧を確保しようと古民家手前の低い場所に設置を計画していたので、この嬉しい誤算にニンマリ!みんなで喜びました。

 

そういう意味では、水道屋さんは、一番ヒヤヒヤしていたかもしれませんねー(笑)

色々と協力していただいた水道屋さんには本当に感謝です。

 

これでまた設備機材の能力選定も引き下げられそうです。つまりイニシャル、ランニングともに費用がさらに抑えることができます!

水を確保できたということは、里山くらしにはとても大きい一歩でした。

 

実際、里山くらし希望でも水道を確保できずに諦める方がいることを聞くので、この経験が何かの参考になってくれればうれしいですね。(→計画ノート)