「仕事も暮らしも田舎にしシフトして、理想のファーマーライフを実現できる住まいをつくりたい!」 Ⅰくんの想いを受け始まった、里山ドリームハウスDIY計画。
前回より里山ドリームハウスDIYも第2章に入り、きこり編がスタートし、草刈りと低木の伐採をして、きこり作業ができる環境づくりを行いました。
腰も回復し、いよいよ本日より伐木作業の開始となります。
Iくんにとって久しぶりの伐倒となるので、伐木初日は実演作業でいきます。
この里山では杉が40~60Φの中径木となっています。手入れも幾分されていた感じで、偏心が大きいモノが少なく真っすぐな素直な木が多いんですね。
Iくんは昨年にきこり講習を修了しているので、今回は勘所の復習がてらと この里山で有効な伐木技術を中心に、じっくり説明を交えて倒していきました。
Iくんはチェーンソーやきこり技術を学んでいるので、このように里山で作業が安全に出来るのですが、伐木経験初めてでは無論このような作業は出来ません。
きこりの現場は本当に命がけです。大怪我や亡くなった方を知っていますし、わたしもそんな危ない経験をもっています。
きこりの作業を行う・経験を積むには、先ずはしっかりとしたチェーンソー技術と基本的なきこりの知識が必要となります。
この里山でシロウトが何十本も伐る訳で、そのうちの一回のミスで命を持っていかれることが起こりますから、少しも気を抜けません。
わたしもそんなPJをお手伝いしている訳ですから、このきこり編ではIくんを最強のシロウトきこりに育てなくてはいけません!
その為にもシッカリ基本を押さえた作業で安全な伐木作業を行い続けて生き残らなくてはいけませんね。実にこのPJはお互いの人生かけてやっているのです(笑)
木を伐る技術は、特別難しいことでもなく、誰でもできる事と思います。
環境を守り良くするためにも、この素晴らしい自然との一体感を得る行いを誰もが出来るようになってほしいと考えています。だからこそしっかりとした技術を身につけて作業できるように、常に最大限のサポートを心がけ指導と作業に努めます。
今回私のミッションは、誰一人怪我無く無事にきこり作業を終えることと、Iくんを最強のシロウトに育てること。
このきこり編を完遂し、大きな自信と実力を身につけて活躍してもらいたいです。