この春、蜂群を増やした里山きこりの養蜂場では、女王が失踪したり、新女王が誕生してたり、様々なことが起こっています(汗)
新たな試みにわたしの力不足もあって、現在生じている問題に対処すべく、今日はやっくんに出張内検しに来てもらいました!
今年得た種蜂からのダニの検出が多い為、その対応策について師匠にアドバイスや対処法など仰ぎました。
ダニの対応はとても重要。専門的な深い知識や経験則に基づいた対処などは、ナカナカ本やネットを調べていても得られませんでの直接指導はアリガタイ!
そんなダニの対応、先ずはしっかり全群の検査から。
駆除にも用いたシュガーロール法で、寄生しているダニを測定していきます。
1.専用の検査用のカップに 2.主に卵圏ミツバチを 3.200匹ほど入れ 4.粉糖を満遍なく投入 5.シェイク シェイク 6.粉糖だけを取り出してダニをチェック
検査の結果、一群から基準を超えるダニが検出。
ダニは全群全滅もしかねない深刻な問題をはらんでいます。
投薬で対処はできることではあるのですが、ダニ薬への耐性が生じたり、蜂への副作用なども考慮しなくてはいけません。
個人的には極力薬を押さえて対処し、投薬は最終的な処置として行う方針です。
ただ今回、師匠の意見を重ね投薬を実施。
この種蜂の群をジックリ養生させ、しばらく育成に回すことにしました。
ミツバチの世話では、様々なことが生じる中で、確信を持って対応する難しさを実感。もちろん、決断は自ら行いますが、そんな時に師匠が身近にいるのが、何と言っても心強いですね。
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」頼れる存在に感謝です。