先日、薪用の丸太の片づけを終えました。
けれど、敷地にはゴロゴロと大モノが残っています!
腰の状態はまだ全快とまでいきませんが、かなり動けるようなってきてるので、今日は自伐林業の中でも最もハードな「丸太の運搬」にかかりましょうー
家具用に切り出した丸太だけに、薪のように小さく切って運べないんですよね。
ここはきこりの腕の見せドコロ!
「どれだけの材を運搬できるか」自伐きこりの力量が問われる訳なのです(笑)
そんな材出しの頼もしいパートナーが、このウインチ。
1トン運搬の能力を持つウインチを使って、大モノに立ち向かいますよー
使い方は至って単純。シンプルだけに設置環境や細かな段取作業が重要となるのですが、ウインチを固定して、チェーンとトンガリ(黄色の帽子)を運ぶ丸太にセットして、ロープを引いて牽引します。
ユンボが入れればナンてことはないのですが、日本の里山では傾斜や障害物など実際ユンボが入れる現場はごく僅か。大規模林業できない環境下、特に自伐林業では、運搬の他にも多様な使い方ができるので、ウインチは大きな力となります!
すべての丸太を斜面から引き上げた後、次はウインチを移動させて、貯木場の近くの平地まで引っ張っていきます。
40㎝級の見事な大モノたち(笑)
斜角にもよるのですが、今回ここでは末Φ40㎝級で4mが牽引限界でした。ただ2tのユンボではこれが上がらないので、今回は3m材に統一しときました。
このようにウインチ性能&作業スキルが、丸太の運搬サイズとなる訳です。
ウインチの役目もここで終わり、ここからはユンボの出番。
枕を敷いた貯木場に野積みしていきます。
丸太を扱うことを想定していたので、ユンボ購入の際に爪もオーダーしておいたんですね。バケットに玉掛けでは大変ですから爪は重宝していますよ!
それならハーベスタも!。。。いやいや、そこまではねー(笑)
山の仕事していた時に20tのユンボ動かしたこともあり、その強大なパワーも魅力ですが、このような里山では3t未満が、ちょうど使い勝手良いですね。
ただここのところ、刈払機やチェーンソーにブロアー。。。山の作業機械も電気系が主流に変わってきて、ユンボもそろそろハイブリッド!?
このご時世、肩身が狭くなる燃焼系ですが、そのパワーは頼りになります!
ユンボも直り、個人的に燃焼系の機械好きなんで、つい話が変に脱線しました(笑)