「ボルルーーーーン」
ミツバチでない、ヘヴィーな羽音が聞こえてきます!
ん!?なにか様子がおかしい。。。
嫌な予感は的中。大スズメバチが巣箱の周りで大勢飛んでいるではありませんか!
大スズメバチは十数匹の群れを成して、巣の周りでミツバチを攻撃しています。
一方ミツバチたちは、スズメバチに入られまいと必死に守門でガードしています。
幸い、捕獲器のお陰で最小限の被害で防衛しているようですが、大スズメの猛攻に
巣門前には、無残に散った門番バチたちの亡骸の山。。。
気を失いそうなその光景でしたが、気合と冷静さを取り戻して、急いで面布をかぶりラケットと網を手に持ち駆け寄ります。
実際、その大スズメの群れを目の前にして「悪夢よもう覚めてくれ!」と少し立ちつくしてしまいましたね (笑)
しかし、大スズメはミツバチに夢中で、コチラの存在は眼中にないようです。
そこでソーと近づいては、網ですくったり、ラケットで追い払ったり、網で押さえては叩いたり。。写真は撮れずお見せできませんが、必死で応戦です。
ミツバチに集中してるとは言え、ラケット振り回して同胞を攻撃している厄介モノを察知したのか、何匹のスズメバチがこちらにも威嚇、攻撃してきます。
おまけに巣箱の前でそんなことをしているから、ミツバチからも攻撃を受けて、もー踏んだり蹴ったり。これがホントの泣きっ面にハチです(苦笑)
倒しても倒しても援軍がやって来て、攻撃力ハンパない大スズメバチ。
持久戦に持ち込まれたら、過去の対戦からもわたしに勝ち目はありません(汗)
ただ、今わたしが対処を止めたらミツバチの全滅が起こりえること。
これからの現実を見据えても、ここは決断の時ですね。
そこでわたしの援軍にテレフォンです!
師匠から「ホームセンターに答えあり」でファイナルアンサー!
すぐさま近くのホームセンターに行って、その「ネズミぺったん」を購入。
このネズミ捕り用の粘着シート、使い方とは、オトリのハチを一匹シートに付けて、巣箱周りに設置するというモノ。
仲間と接触する大スズメバチの特性を利用し「ミイラ取りをミイラにする」
そんな戦わずして対応できる点を考慮してチョイスしました。
捕獲器にいるハチをオトリにして、早速実施してみました。
師匠はこれを見たら「やりすぎだ」と笑うでしょうね(笑)
けど、早速効果を発揮して、何匹もトラップに掛かっていました。
スズメバチが悪い訳でないので、本当はこんなことしたくないんですよね。
ミツバチを世話すると、そうも言ってられないのです。
自然相手に「これで良いものか?!」常に探りながらの里山です。