東京は武蔵野にやってきましたー
大きなケヤキに囲まれ、フカフカの落葉道をぬけると立派な民家が!
「なんとまぁー心地良い自然に囲まれた空間だこと!」
都会のなかにもこんな場所があるのですね!
ここは屋敷林。
住まいの周りに設けた人工の林で、暮らしを営めるように、自然環境に合わせて敷地に森をデザインするとこうなります。
わたしたち房総丘陵の里山では、暮らしの営みが出来る山(丘陵)に住まいが出来ているので、基本、里山は人の手も加わりますが自然深い山なんですよねー
一方で武蔵野台地は、丘陵地や山地ではなく、広大な平台地のような地形なので、
この都会にある屋敷林は、まさに東京にある里山って感じです。
今日は、そんな平地の里山、
屋敷林にて落ち葉拾いのイベントに参加してきました。
平地でも山でも「里山」での課題は同じであります。
いったん人の手が加わった自然に責任もって付き合うことは大切なことです。
自然の声を聞き、自然が心地良い環境を整える必要があると思うのです。
暮らしを営む恵みを自然から享受するとは、そういうことなんだと思うのです。
この屋敷林を守るケヤキの落ち葉も、恵みとして考えるか、ゴミとして考えるか。
微生物を育む落ち葉がこれだけあれば、どれだけ大地がよくなることでしょうか!
里山に持って帰りたいほど、落葉一つをとっても宝の資源のように映ります(笑)
今回は食い気が勝って、落葉は焼きいもにかわりましたが(笑)
この東京の里山、屋敷林の自然の豊かさとその恵みに
驚きと共に心も温まりました。