里山は快晴の秋空!
高いところは気持ちイイーですよ、今日は屋根作業日和です!
まずは、屋根の骨組みから。
垂木を納める欠き込みを加工していきましょうー
墨付けをして、欠き込み部分を梁に写し取っていきます。
ノコで切れ目を入れてスコアリングも終えたら、
チェーンソーを持って、梁にまたがり加工開始です!
ログハウスを作る時は、組み上げながら加工していくので、
基本は丸太に上がりながら高所での作業となるんですよね。
丸太の上でのチェーンソーワークは、見晴らしも良く気持ち良いものです!
ただ、慣れもありますけど、高いトコが苦手な人はシンドイ以外ないですね(汗)
ノミで仕上て、欠き込みを完了っー
当初は梁に3本の垂木を掛けた計画でしたが、
「チョット、足りなそう」と感じて、500㎜ピッチの4本に現場で変更しました。
このピッチだと住宅のスケールとほぼ同じとなるので、問題はないでしょうー
前回にも言及したのですが、こんな直感の判断は、大事にしています。
さぁ、今回は丸太のほかにも製材SPF材を使っています。
いわゆるツーバイ材と言われる外材です。
SPFのSはスプルース。Pがパイン。Fはファー。
全て針葉樹、ソフトウッドの樹種で、トウヒ、松、モミの属性となっています。
今回は屋根材に使う材なので、SPFでもPのパインを選びました。
松はクセはありますが粘りがあり、屋根材には好んで松系が使われますし、
古民家でも小屋梁に松の丸太が使われています。
ツーバイ材でも同じではなくて、その材種によって特徴があるんですよね。
そのパインをお化粧しました。
製材って矩がでているので、緊張感がでてきます。ですのでワザと面を崩してラフに仕上げるのです。手間ですがこれも丸太との相性なんですね。
今回は色をのせるので、元々ツーバイ材に施してある表面加工をベルトサンダーで落として、塗料が均等にのるように磨き直しました。
これで、丸太材と仲良くやれそーですね(笑)
製材って、なんでもそのまま使えそうですが、意外やそのまま合わせるのは大変なんですよねー状況に合わせてこのように崩してつかったりします。
さぁ次は、問題の塗装に入りますーー
今回はチョット森に映える赤系統をチャレンジ。
店の色見本で良かった「サンセットローズ」を選んでみました。
イメージは「あずき色」に近づいてくれれば狙いとなりますが。。。
「ナンカ、ちがう!?」赤が強い感じです。
また乾いていないからなのでしょうか!?
これから色あせると落ち着いてくるのでしょうか!?
こころに少し不安も持ちながらも、先に進めました(汗)
塗装は「刷毛で塗っては、拭きのばす」の繰り返し。
古いですが「ベストキッドのダニエルさんのワックスがけ」の要領です(笑)
好みもありますが、この方が木目が浮き出て、質感を損なわずに仕上がります。
落ちついてくれば「あずき色になってくれるだろーか!?」
ホント、塗料の選択での冒険って難しいー(汗)
期待を胸に、次回は屋根の下地を一気にやっちゃいます。