このワークでは、古民家の「床下排土」を行います。
80年以上に渡って、溜まった床下の木っ端、砂やほこりを取り除くいわば大掃除。
誰でもできる作業ではありますが、80年分ってのはタイヘンです(笑)
ほうきの代わりにスコップ持ってマスクを装着。それでは片付け開始です!
先ずは、スコップ、クワなどで土をかき集め、ザルに盛り、ふるいにかけます。
そのザルを通した土を、テミで集めて、白い土嚢袋へ詰めていきます。
その一方、ザルに残る木っ端や軽いゴミは、黄色のガラ袋へ、
またザルに残る石や砂利は、白い土嚢袋へ入れていきます。
古民家の掃除は手間がかかります(苦笑) 現在の住宅とは比べ物になりません!
メガネはくもりホコリにまみれ、息苦しさの中で古民家のナニを感じたでしょう。
床下排土ワーク
古民家の床下のガラ、溜まっている土を片付けます。
風通りを良くし、躯体の柱を腐食や蟻から守ります。
みなさんの頑張りで、砂が3袋、石が4袋、木っ端ゴミが3袋。
床下の排土ができて幾つかの束石が露わになりました。
また古民家の床下が全体的にキレイになっていました!
古民家にとって床下は生命線。土の中の健康状態と同じように、しっかり床下環境を良く整えなくては、躯体部分が病んで古民家全体にダメージが拡がります。
古民家は自然に近いモノなのでしょうね。
手間をかければ輝き続けて、建物自体も長生きします。
床下環境もしっかりDIYして、三和土も復活させていきたいですね!
「夏の古民家は最高っ!」って、気持ちよーくタタミで昼寝したいですから!