敷地には100本を超す杉が植わっているんです!
年輪を数えてみたら、大体50年前に植えられたみたいですね。
ただ残念ながら、今まで管理された形跡もなく、当時に坪植(一坪に一本間隔)したので、今は木々が窮屈に寄せ合った状態で、とても暗い森になっています。
この森は元々、田んぼや畑だった平地や光がサンサンと注ぐなだらかな傾斜地に、拡大造林で杉を植林したようですね。以前から暮らしている木々とは仲良く出来ていなく、森自体の生態バランスも崩れてしまっているようなのです。
そんな暗い森は、日が当たらなくシダ以外の下草も生えてこないために、空気や水の流れがとても悪く、そんな環境がさらに空気や水を停滞させて、悪循環を加速させている状況です。
そこで計画では、
多様な生態が共存でき、それが永続できるように、先ずはこの暗い森に光を入れていきます。それから水や空気の流れを整備しながら、自然の新陳代謝を促して、森を再生していきこうと思います。
時期的にはきこり作業に適していませんが、適宜に皮むき間伐を行い、要所で伐木して、その丸太を小屋づくりやデッキに使おうと思っていますー
陽が入り森が蘇れば、里山も生命力のかがやきを取り戻し再生も拡大していきますからね、ここはきこりの頑張りどこです!
【森のDIY 2.杉の整備編】も少しづつ始めていきます!