「里山で暮らすミツバチの世界ふれてもらいたい」みなさんとミツバチ交流をしながら養蜂の技術も体験できる機会を作りたいと開催しているワークショップ。
11月に入りミツバチたちはそろそろ冬支度の開始です。
早いものでこれまで春夏秋と開催してきたワークショップも本日で店じまい。
最終回もミツバチの魅力をお伝えすべく、元気にスタートです!
まずは「ミツバチの越冬」についてのフィールドワーク。
この時期にミツバチのチェックするのは、温度を下げるのでリスキーなんで、必要最小限にソーと巣内を覗いてみました。
外気温が12℃下がると、ミツバチは蜂球と言ったオシクラ饅頭状態になって、箱内での暖かな環境をつくって過ごすのですね。
冬の養蜂作業は暖かな巣箱環境を作ることがポイントなのです。
本日座学のテーマは「養蜂業のイロハ」について。
色々な養蜂道具の説明も交えながら、業としての基礎知識を話していきました。
養蜂業は「シロウトが参入しやすい業」です。初期費用もそれほどかからずに、老若男女、誰でも始められる養蜂は、個人で始める生業としてバッチリです。
ただハチの世話という 生きもの相手の仕事なので、手間の度合いが業の成否に大きく左右されます。生きものへの愛情が大事と言うことでしょうね。
養蜂の法律の中にも「蜜源植物の保護増殖」があり、環境保護を法律で謳う養蜂業とは、とても意義、興味深い業だと思うのです。
これはミツバチが暮らせる環境づくりの話とつながっており、「養蜂業はただ巣箱を置けばよい」という訳ではないのです。ミツバチのお世話とは、自然環境と密接にかかわっているというメッセージでもあると思うのですね。
午後になって蜜蝋DIYです。里山産の天然の蜜蝋づくりからはじめて、ハンドメイドでクリームやキャンドルをDIYしていきます。
ミツロウはハンドクリーム、リップクリームなども活用できます!特に女性陣は、好きな香りのアロマを垂らして、オリジナルのクリームをDIYしていました。
参加したみなさん一様に「ミツバチが好きになった!」と感想をくださいました。
当WSを通してハチに対する興味や意識が変わったことはとても嬉しいですね。
今回、久しぶりに開催したイベントとなりましたが「ミツバチ通じての、つながり」の可能性や影響について あらためて感じる機会となりました。
ますます「ミツバチを通じて、人にも自然に優しい気持ちになれた」わたしもミツバチが益々好きになりました(笑)
今後も「自分でもできるハチミツづくり」のキッカケとなればとても嬉しいですし、みなさんが養蜂を始める際にも、様々なサポートが出来ればと考えてます。
今回、参加くださった多くのみなさん、ありがとうございました。
今後も仲間と共にミツバチとのつながりの場や機会を設けていきたいと思います!