「豊かな自然の中で家族で暮らす場所をDIYしながら、描くヴィジョン『幸せの食卓づくり』を実現できる住まいをリノベしたい!」 Pくんの里山リノベDIY計画~
今日から環境整備編の本丸。環境を再生していく作業に入ります。
わたしの里山でも当初から環境整備には力を入れてやってきました。
里山に暮らすには、住まいの確保だけでなく 大地の再生もセットなんですよね。
そこで今回 里山でリノベするPくんにも、実際に大地を元気にしてく知恵と技術を 共に作業しながら伝授していこうと思います!
地形変更点を見定めて、スコップとクワでヒタスラに溝と穴掘りしていきますー
ユンボが入らすに炎天下での手作業。。
毎回作業中に思う事なのですが、そろそろこんなコトを引退しても良いのかと(笑)
「溝や穴を掘ったら水が来た」
穴を掘ることによって、空気や水を呼び込んでいきます。こうやって溜まる水をみては、水がどっちに行きたいかを判断していきます。
ひとつひとつやってみては、その反応を見る。
かなり地道な自然とのコミュニケーションです(笑)
近年の豪雨や長雨で日本各地でも川の氾濫や土砂崩れ被害を多く耳にします。
以前よりも保水力がないのでしょうか。現在の気象や地殻の変動とのバランスを保つ為なのか、大地が現状の地形ではカタチを維持できなく崩れています。
今回の整備は、単純でシンプルな知恵ですが、大地を再生させる重要な作業。
地中のつまりを取除き空気と水の通りを良くすることで、山から川への代謝が促進されます。地上だけでなく地中でも水と空気の呼吸が出来ることで、山や川に植物や生き物の多様性が育まれ、環境が回復してくるという仕組みです。
現在の気象状況を鑑みて、里山オーナーや里山に暮らす方々にも、ますます環境整備の必要性が迫られていると感じています。