古民家再生を得意とする建築家Rさんからのご紹介で、若いご夫婦が築150年以上の古民家を再生するプロジェクト。その敷地の環境再生のお手伝をしに来ています。
年も暮れだした快晴の南房総。
今日は環境再生の二次作業を行いに来ています。
前回一次作業では、環境再生に必要な基本技術を実習形式で施していきました。
あれから二カ月近くたち、施工した場所が少し落ち着いてきてる様子です。
この現場の反応から水が残るエリアが把握確認できたので、これからの作業はこのエリアの課題解決の作業に移っていきます。
さぁ作業の開始です!
地中の水の流れを読んで、仮説をたてて、縦穴を掘っていきましょう。
まぁ毎度穴掘りの土木作業なのですけど、自然を再生させるべく、みんなさん土にまみれて汗をかいていきます。穴掘りマスターMさんの参加も心強いですね(笑)
それとまた今回は、あらたに防風林の垣根エリアも再生していきます。
土壌にガッツリと「クスリ」を散布されたらしく、現在は不毛の大地となっている場所を彩り鮮やかに再生していく計画です。
人目に付く場所なので、花々が植えられるエリアになればステキですよね。
更にこの垣根エリアには、ヒューゲルを施して、土壌回復とともに、大きな花壇を作っていく計画です。ここは南房総。様々なお花が育って、色鮮やかなステキな花壇ができそうですね。
ヒューゲルの基本原理はコンポスト。
ここの現場でも材料(資源)はいっぱいあるのです(笑)
切って野積みとなっていた枝葉や溝堀の土を利用して、片付けながらつくっていきました。。モットーは「現場は美しく」です(笑)
この現場でも出ましたね「Before×After」(笑)
自然の再生は時間をかけ変化していきます。徐々ではありますが確実に環境は変わっていくので、来年の変化(After)が楽しみとなってきますよね。
若いSさん夫婦二人、汗かき土にまみれて、敷地の環境再生から、古民家暮らしを始めようとしている姿はステキですね。
敷地の環境が良くなれば、古民家のポテンシャルも発揮されて、田舎暮らしが豊かに輝いてくると思いますから、このようなDIYのプロセスも大いに楽しみながら、
古民家暮らしを輝かせていきましょうね!わたしも頑張りますよー(笑)