古民家再生を得意とする建築家Rさんからのご紹介で、若いご夫婦が築150年以上の古民家を再生するプロジェクト。その敷地の環境再生のお手伝をしに来ています。
二回目の今日、快晴の南房総!
Rさん、Mさんも参戦とずいぶん盛況な現場となっています。
わたしも含め、Rさん、Mさんは民学の修了生。そう古民家ラバーズなのです(笑)
「古民家暮らしをしたい」若い夫婦の心意気に、中年オトコ3人も力が入ります!
世代は違えど、みな一緒にワイワイと体を動かして汗かいての環境再生の作業。
敷地の環境が良くなれば、古民家のポテンシャルも発揮されて、田舎暮らしが豊かに輝いてくる。二人の古民家での新生活がより良いものとなるように願い、みんなでクワとスコップ持って体を動かします。
まぁ穴掘りの土木作業なのですけどね「自然を再生させるべく、みんなで土にまみれて汗をかく」純粋に気持ち良いものです(笑)
里山DIYでもおなじみのMさん、さすが溝づくりはオテノモノか、上々の仕上がりです(笑) またSくんも奥さんと一緒に睦まじく要所の縦穴を見事完成させました!
ココは里山でなくとも、資源(自然素材)はゴロゴロしています。
そこで二人には大量の石を使って焚火炉づくりを提案。
これから冬に向かっての作業。垣根苅込の大量の枝もあるので、温かく暖を取りながら冬の作業を楽しんでもらいたいですしね、石も枝も片付きます。
「リサイクル×片付け」キレイな現場で楽しく作業であります!
古来より火は人を寄せ付けるので、早速古民家ラバーたちが集まり出しました(笑)
ささやかですがこれでヒトツ居場所ができましたね。
これは私がDIY支援をする上での小さなポリシーなのですが、環境再生においてもその単にその技術や知識だけでなく様々なプロセスやつながりも大いに楽しんでもらえればと思うのです。
本日みんなの頑張りの甲斐あって、これにて基本の作業は完了しました。
自然の安定やバランスは直ぐには成らないので、今後は溝の状態や要所の水はけ具合などをしっかり観察していきながら、敷地下の水脈の状態を把握していきます。
この観察期に、大地が呼吸していると理解できると思いますし、様々な発見によって敷地のことがより深く分かってくると思います。
Sくんの報告が楽しみであります。