「仕事も暮らしも田舎にしシフトして、理想のファーマーライフを実現できる住まいをつくりたい!」 Ⅰくんの想いを受け始まった、里山ドリームハウスDIY計画。
晴れの日が続かず、長引く秋雨時期での作業となっていますが、
本日はいよいよ開拓編の最終日。前回やり残した作業を終わらせます。
これまで排水処理を促すバイパスも設けてきましたが、この長雨で2本の溝は里山を横断する大河の様相を呈してきましたね (笑)
一本目は前回作ったバイパスが効いて、水かさが減っていますが、二本目は行き場を失った水が溜っている状況です。
雨が多いので顕著に表れていますが、この里山では溝を設けただけでこれほどの(表層)大地に浸透している水が溢れてくるのです。
保水力失われた里山では、水溜りやヌカルミが生じるやすくなる訳ですよね。
水は必要ですが、ヌカルミの上では人は快適に生活できません。里山に暮らすには多少なりとも大地の水をコントロールする技術、環境再生が必須って事なんです。
天候の影響で叶いませんでしたが、本来であれば、浸透力を高める為に溝には縦穴を施しておきたかったです。本日も状態が悪く縦穴を掘れそうもありません。。
されば、水を流していきましょう!本意ではありませんが、これだけの溜水ですから排水させながら浸透させる対処を臨機応変に施していこうと思います。
1本目の溝からオーバーフローをバイパスに流していたのですが、今回は完全に流せるように溝をつなげるカタチに拡大しました。
溜り水も劇的になくなって、これで乾燥状態を待って縦穴を設けていけそうです。
そして、2本目の溝にもさらにもう一本のバイパスを増設していきます。
ユンボで掘りきれないトコロは、スコップ片手に人力で行います。
この瞬間に機械や道具の有難味が分かるのと同時に、繊細な手作業の大事さも実感できます。大地の再生には、泥にまみれ体を動かすことも必要なんです(笑)
縦穴を掘りたかった最終日ではありますが、バイパスの強化ができました!
今は泥道が目立ちますが(苦笑)、二本の大動脈とバイパスで、これから大地の中も変化してくると思います! また縦穴も忘れずに掘りましょう(笑)
猛暑の中、草刈から始まったIくんの里山ドリームハウスDIYの開拓編。
オトコ2人、計6日間の作業で、景色が大分変わりましたね。我々もチェーンソーやユンボなど駆使し、これだけの自然相手に心技とも成長できていると感じます(笑)
こうしてドローン写真を見ると、当初からの変化や施工の様子が良く分かります。
さぁ、開拓編も終わり、次回からはきこり編に入っていきます。
今日はその打合せも同時に行いました。現場で伐倒する木を一本一本チェックしていきながら、作業内容や段取りを計画していきます。
この現場、危険木も大物もケッコウあります。確認すると色々分かってきますね。
今から不安とアドレナリンが体の中で入り混じりながらも、それ以上に頭の中では段取りのイメージで一杯になっています。死にたくないからでしょうね。
すでに気が引き締まる思いで、実践モードに入っています。