「仕事も暮らしも田舎にしシフトして、理想のファーマーライフを実現できる住まいをつくりたい!」 Ⅰくんの想いを受け始まった、里山ドリームハウスDIY計画。
秋晴れのもと、過ごしやすいIくんの里山です。
開拓編も前回2本目の溝を掘り終えてそろそろ終わりが見えてきましたね。
快晴の作業日和とは言うものの、現場は先日まで降った雨で溝に水溜まりが。
リトルIくん曰く「川ができている!」その通りの状況です(笑)
恒例となりつつありますが、先ずは水から抜いていきましょうー
長めのホースをもってサイフォンの原理で水抜きしていきます。
半日も経てば空になるので、放っておいて本日の本丸に入ります。
掘った時期も悪かったのですが、思った以上に溝に溢れる水の反応が強いので、溝をつなぐバイパスを作って対応したいと思います。
2本の溝を結び、それらの流れをさらに大谷へ誘導するようにバイパスの場所を見極めてユンボで掘り溝を設けていきます。
溝には地中の水脈を活かせるように、大小の縦穴を間隔を取って設けていきます。
カラダ動かさざる者、里山再生おこなうべからず。。。!?
ダブスコ使ってヒタスラ掘るこのハードな作業、なんだか懐かしいですね(笑)
(わが里山でも同じ方法をとって幾度も再生しています)
想いは若返っても、体は戻らず嘘つかず、それでもヒタスラに汗を流します(笑)
一方、Iくんはまた違う汗をかきながら作業しています。
これも環境再生では定番となっている、竹炭づくり。
ようやく猛暑も終わったのに、Iくんは焚き火の雰囲気が好きそうで、もうすぐ来る冬の到来を重ね合わせて楽しんでいる様子です(笑)
そうそう!ノラ仕事は、楽しく作業がマッチベターです!
穴掘り終えた私はといいますと。。。
竹炭づくりに合わせて、丸太の伐り出しにかかっています。
バイパスは敷地を横断するので、丸太を敷き詰めて軽トラやユンボが通れるようにします。水の流れを確保しつつ車が通れるようにする山道づくりの知恵です。
何本か切っただけでも空にはポッカリ空間ができました。
Iくんの里山でのきこり作業は次の段階ですが、ひと足早い作業となりましたね。
さぁ、これでバイパス明渠の素材が整いました!
竹炭を縦穴に充填したら、廃材のブロックを砕いてガラにしたものを敷き詰めて、その上に丸太を敷いていきました。
この大地の再生では、竹林や人工林の整備も同時に行っていき、全体の里山環境再生を加速させていきます。まぁ合理的な循環とでも言えるのでしょうかね(笑)
それだけに、いろいろな知恵や技術の上にも 強い体力や気力が求められます。
オトコ2人、終えることにはまた一段と逞しくなっていることでしょうか。。
「カラダ動かさざる者、里山再生おこなうべからず」
この格言、まんざら冗談ではなさそうですね(笑)