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皐月の里山


新緑の5月は、3月4月とはまた違った表情を見せてくれます。

 

同じ春なのですが、なんというか。。全開の生命力に溢れている感じ。

 

皐月晴れともなると、成長の音が聞こえてきそうなくらい、何かスゴいエネルギーに圧倒される感じがあります。

 

里山に植えつけた木々たちも、一気に新芽や花をつけたり生命力全開で成長しています。そんな成長の変化が目に見えて感じられて、自然の力に感動モノです。

こんな色々な生きもの息づかいや生命のつながりを感じるからでしょうか。

この季節は特に、自然の力に元気を貰っています。

 

今でこそ里山の気持ち良さを満喫していますが、来た当初は、暗く荒れた自然の中にいても正直「気持ちイイー」とは感じれず、元気なんて貰えませんでした。

 

人って「自然な状態」を気持ちいいと感じますが、「不自然な状態」だと居心地悪いですよね。 人が元気な森に入って気持ち良さを感じるように、この里山も自然の輝きを取り戻してきているのでしょうね。

 

当初、ココが一面のクローバーに覆われるなんて想像もできませんでしたし。。。

毎年ノラ仕事を重ねて、今こうしてミツバチたちがクローバーの絨毯の中で元気に働いている様子をみると、自然と笑顔になってきます。

 

この時期、クローバーや野花だけではなくハーブたちも元気です。

昨年から土壌をよくしながらガーデンを作り、冬を越して根づいてくれましたね。

自然の中で作業をしていると、綺麗に咲いてくれた草木に感動したり、森で木漏れ日に包まれ安らいだり、心の奥に訴えてくる感覚を感じとれるようになりました。

 

そうした手間をかけ環境に対して出来ることを実践する分、自然は応えてくれるので、自然とは自らの愛情を映し出す鏡ともなるのでしょうね。

 

この時期、里山での何気ない自然の輝きですが、日々の生活に小さな幸せを与えてくれて心を満たしてくれています。