毎度ご無沙汰の小屋DIY作業ですが、無風の今日は一気に屋根仕上にかかります!
屋根作業は危険伴う作業ですし、天候悪い時に急いでもイイことはありませんね。
雨漏りできない大事な部位なだけに、丁寧に手際よく仕事を進めていきます。
まず午前中はシート張りからはじめます。
屋根と言えばアスファルト系の防水シートを使うが一般的ですが、廃棄処分や環境を考えると。。。そこで今回、壁に使われるシートを代用してみます。(あくまで実験的な試みですのでご参考程度に)
薄くて軽いので一人での作業では助かりますねーただ風がある時はNGですかね。。
下手からシートを列状に敷き、上手に向かって列をなして重ね貼り合わせていきます。そして要所にはブチルテープで留めて、取り合い部を水切りで納めます。
現代の気密性高い住宅は、床・壁・屋根を丸ごとシートでラッピングしている状態なんです。昔の家って雨を流しながらも自然素材系の屋根や壁が多少吸収させているのですが、現在の住宅は外壁や屋根より内側に石油系シートで密閉して、このインナーで完全に雨漏りをシャットアウトさせる仕組み。この屋根もこのシートが雨への砦役を担っているので、実際に屋根材よりも肝なんです。
思っていたよりも施工は楽に敷き終り、屋根上でランチ。
ただ本日、無風の晴天のチャンスはそんなにありませんから、気持ち良い屋根ランチもソコソコに、仕上材を葺きはじめていきましょう。
費用もかけずに一人でDIYとなると、屋根の仕上材は限られてきます。
今回はアスファルト形成波板をチョイス。この形成板は、軽くてノコでも切断でき施工性がよいので、小屋づくりには気に入って使っています。
ひとりごとになりますが。。。
建材って色々な素材やケミカルが使われています。DIYでは疎かになりがちですが、マスク着用したり、飛散防止にスプレーしたり、切断や研磨の際には注意が必要です。たとえログで自然素材の杉を扱っていても、磨いた際の粉塵は肺にダメージを与えます。DIYの際には、その点も注意して安全に作業して貰いたいですね。
一気に仕上げましたが、なんとか無事に葺くことができました。
焦らずこの日を待って、下準備や段取りしてきた甲斐がありましたね。
屋根が終わると、残りの作業がグッと楽になるんですよね。
気持ちも楽になり、あとは室内での作業内容に入れます。
次回は「顔」となる開口部。カッコよくしたいですねー