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丸太デッキDIY@房総里山 ⑥


「敷地の資源を活かして、カッコいいウッドデッキを作りたい!」というGoくんの依頼を受け、巨大ウッドデッキ作りの指導に房総勝浦の里山に来ています。

 

Goくんは「犬が犬らしく幸せに暮らせる社会を目指す団体」NPO法人の代表。房総の里山を購入して、その広大な敷地でその団体を運営しています。

 

本日はミッション6日目。春の快晴の中、本日はガテン系の作業。

大工編でとても重要な「遣り方」のDIY指導を行います!

遣り方とは、デッキを設置する位置やレベルの基準を標す仮設物のこと。

よく建築工事の前に見かける杭が打ってあるアレです。

 

廃材から杭を作って、デッキ敷地のコーナーに遣り方を施し、次に水盛管を使って基準のレベルを杭に写していきます。

 

これは原始的な方法ですが、森の資源をそのまま使い、殆どお金をかけずに作っていく きこりビルダーのDIY。高額な道具を使う必要なく誰もが遣り方DIY出来ます!

 

島土木出身のやっくん、みんなの頑張りで遣り方を完成させ午前中が終了っ!

 

暖かく焚き火は必要ないのですが、お昼は火を囲み焼き芋してひと休み。

ただいまオトコはオトコで、犬も食わない他愛もないこと駄弁っております(笑)

 

快晴の里山にオトコ5人。自然を独り占め、解放感ハンパないです。

なんだかバカっぽいのですが、それはそれでイイんです(笑)

 

ところで、オトコとオンナでは談笑の内容って基本的に違うのでしょうかね??

 

。。まぁ脱線もソコソコに、作業に戻りましょう(笑)

午後からは、前回作った大矩を使って「水糸張り」からはじめていきます。

 

レベル(高さ)を標した遣り方に、次は基準となる位置を標す糸を施していきます。

こんな巨大な三角定規が、家を建てる際でも役に立つのですね。

 

今回は色々ありましたが。。。最終的にはしっかりと取り終えました(苦笑)

  

そして本日の最後に砕石転圧の地業作業。

水糸を頼りに丸太束を設置する位置の地盤を固めていきます。

 

これも前回DIYした「お手製のタコ」を使って、各ポイント砕石敷いてはドスンドスンと、若い衆がパワープレー。今のわたしにはもう率先して出来る作業ではありません(苦笑)

 

文字通り、丸太と土を使った土木作業。基礎や事業に関する今日の作業もコンクリート使わなくとも、ナンとか作業できるものですね。里山資源万歳です!

建物って下の誤差が上に行くほど大きくなてくるので、DIYとてこの遣り方はいい加減では出来ない重要な作業なんです。

 

原始的な方法ではありますが、大した道具を使わずにまたお金をかけずカナリ有効な方法なので、マスターしてこれからに役立てて欲しいですね!

 

次回は大工編ハイライトの作業に入っていきます!