「敷地の資源を活かして、カッコいいウッドデッキを作りたい!」
というGoくんの依頼を受け、今日は房総勝浦の里山に来ています。
Goくんは「犬が犬らしく幸せに暮らせる社会を目指す団体」NPO法人の代表。房総の里山を購入して、その広大な敷地でその団体を運営しています。
里山には木という資源が豊かにあるので、使わなければモッタイナイ!
そんなGoくんの里山で、今回から巨大な丸太デッキをDIYしていきます。
これより数回にわたって、木を伐って材の作るところから仕上げるところまでの各作業を説明・指導していきながら、丸太デッキの完成を目指してもらいます。
今日はそのミッション初日。先ずはきこり作業パートからはじめていきます!
「きこりDIY講座」を受講した二人なので、身につけたきこりの技術の成果をココで発揮してもらうところですが。。。きこり作業はご無沙汰の様子(苦笑)
まずは学んだ技術を呼び起こしていくところから始めていくとします。
基本的なチェーンソーの扱い方はマスターしているので、今一度手順など確認しながら、慎重に作業しながらチェーンソーとの距離感を取り戻してもらいました。
チェーンソーの距離感が良くなれば、安全に作業を行うことができますので、単独伐木作業に入ってもらいます。
基本を押さえて経験を積むと上達します。そして「自分たちで丸太を伐り出す」実戦的な経験をつむことで、きこりの実力がついてくるのですね。
今回Goくんも4,5本伐倒し応用的な技術も使うようになってきました。これからも経験を積んで、単独で材を伐り出せるようになってくれると思います。
きこり作業をDIY出来るようになると、荒れた里山は再生できるし、里山資源を使って色々なコトが実現可能となってきます。
この「丸太デッキDIY」を通して、職人とはいかないまでも、これからDIYが出来る基本技術や道具の使い方などはもちろん、丸太を扱うモノづくりって素晴らしい経験ですから、その楽しさも伝えていければと思っています。
それと里山の保全活動においては、その活動を維持していくことが大変なために、どの組織や団体も色々な課題や問題を抱えている現状です。
今後この場所においても、里山の資源を利用し環境も良くしていきながら、Goくんが描く理想の場所を自分たちで創造していけるように、持続可能な活動づくりも微力ながら応援できるように考えていきます。