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丸太小屋DIY 仕上編①


災害に見舞われて4か月が経ち。。。

大幅に遅れていた丸太小屋づくりを再開しています!

 

丸太小屋コースの方では、小屋組までの構造躯体の加工を行いました。

これから化粧していきながら、ディテールを仕上げ組み上げて完成を目指しますー

 

先ずは丸太を磨いて甦らせます。その上で外部面に塗装を施していきます。

私はシルバー(無塗装)でも気にならないのですが。。。里山環境は思った以上に水分が多い上に白アリもいますので、今回しっかりした塗料で塗布しました。

 

壁色で大分印象が変わるものです。今回は白壁に合うウォールナットをチョイス。

 

次はその白壁づくり。この工法では丸太の間に土や塗モノを埋めていくのですね。

今回は合板下地に塗り壁材で化粧して納めていきます。

ここでも外部面にはケミカル塗壁材を施していきます。

 

気持ちオール自然建材でいきたいのですが。。。

知識やここでの経験値を活かして適材適所でケミカル材も投入していきます。

 

塗り終えたら、丸太に欠込みを施して、この白壁ユニットをハメ込んでいきます。

ログハウスづくりの丸太はイワユル生木。

6,7年かけ乾燥収縮をくり返し、丸太自体が痩せて小さくなっていくのです。

 

今回の小屋では、収縮を考えた納め方にも応用的な特殊な工夫が必要とされるし、全体のデザインの良し悪しをも左右する、この白壁の施工がハイライト!

 

その上、日本ではメズラシイ工法なだけに、筋の人からすればこの納まりが関心ポイント。DIYとて手が抜けません!

 

知恵を巡らせ「アーでもない、コーでもない」生みの苦しみを味わっています(笑)

はじめて建てる工法でもあり、こんな手間と工夫が悩みどころですが、芸術家ったれ!DIYの醍醐味は、知恵を巡らせ創造し生み出すコトでもあります。

 

ナンとか丸太との会話が成立し、工夫も機能して、キレイに白壁が納まりました。

 

たかがの1ラウンドですが、こんなゼロから生み出す苦労と楽しさが、この最初のラウンドには凝縮されています。

 

しっかり化粧すると見違えてきますね。これでどうにかイケそうーです(笑)

遅れを挽回していきましょうー!