9日の未明に台風15号が千葉県を襲いました。
里山を離れ、県内の都市部に住んでいる私。当日は家のガラスが割れ起きました。
風が強く修理や片付けが捗らずに、朝までドタドタ。
ようやく片付け終わり、周りを見回してみてビックリ。
家のガラスが割れていたり、屋根がなくなっていたり、車なども破損していたり。。。住宅地周辺はヒドイ惨状になっています。
ただ幸いにもこのエリアは停電や断水はなく、房総の被害が甚大だとのニュースの情報に里山の状態が気になり、急いで向かいます。
軽トラを走らせ、目に飛び込むその惨状に、危機感が増幅していきます。
東電の巨大な鉄塔が横倒しとなっており、アチラコチラの山の木々がゴッソリと割れ裂けています。
交通網もヒドイ有様となっています。 普段通る道々も倒木や土砂で寸断され、経路を変更したり、4WDにしたり、どうにか通っていきます。
何とか無事に集落近くまでたどり着いたところで、倒木が道を塞いでいました。
何本もの木々が電線に絡んいて、これ以上は通れません!
ここまでくれば、歩いていける距離なので、食料や荷物をザックに詰め込み、徒歩で里山に向かいます。
途中でお隣さんを一軒一軒訪ね、みなさんの安否確認と情報収集です。
これ真の幸い!みなさんの無事を確認ができ、わが里山に到着。
古民家や小屋など建物は大した被害なく、倒木や折れた枝を幾つか確認。
「ふぅーーーっ」
道中の被害状況を見てきただけに、里山の無事を確認できてひと安心。
イヤイヤ、まだまだミツバチたちがいます!
急ぎ蜂場に駆け寄ってみると。。。「オー マイ ゴッド!」
一箱が梅の倒木の下敷きとなって、巣箱がバラバラな状態に!!
「ジーザス!」
思わず海外の神にもすがりながら、ミツバチの安否をチャック。
ビチャビチャになりながらも必至に巣枠にしがみついているミツバチたち。
台風の中で何時間も雨風に耐え忍んでいた事を思うと、心がイタイです。
急いで巣枠の水を拭い、新しい箱に移し替えました。怯え警戒しているミツバチたちは、しばらくはそっとしておき、また後で内検で詳しく確認しましょうー
ひと通り見回りを終え、わが里山では大事ないことに、すべてに感謝です。
井戸端情報より集落では電気、上水道、携帯のライフラインが途絶えている様子。
集落の被災状況が把握できたので、さっそく準備に取りかかります。
大したことはできませんが、なにか出来ることを一つ一つやっていこうと思います。みなさんからも無事を祈って頂ければ幸いです!