天気にも恵まれ、この週末は丸太小屋DIYの4月レッスン。
4月と5月はわたしの担当。
橘の教えを引き継ぎながらも、私の目線でログビルディングの楽しさやDIYの勘所をしっかりとお伝えしていきますよ!
土曜日は基本のレッスン日。
丸太小屋づくりに技術を発揮するのも基本をマスターしてのコト。
まず今日は、チェーンソー扱い方のイロハを徹底的に説明・実演していきます!
チェーンソーを持っていても、メンテや目立てをしない方が意外と多いのです。取説や本などには書いてはあるのですが、ナカナカ独学は至難の業なのでしょうね。
たとえ良い道具を持っていても、扱えなければ宝の持ち腐れとなってしまいます。
丸太を扱う上でチェーンソーは大事なパートナーです。みなさんにはメンテ法もシッカリと身につけてパートナーとの絆を各々深めていただきました(笑)
ひと通りメンテ法を説明したところで、今日のメイン、実習に入りましょう。
まずは、前回習った基本技術のおさらいからはじめていきます。
ログビルディングにおけるチェーンソー4大技術の「平引き」「ブラッシング」を徹底的におさらいしてマスターしていきました。
みなさん前回にもましてチェーンソーとの距離感が良くなって、平引きテクが上達しています。上達のカギは基本の習得とパートナーとの絆なのですね(笑)
指導に熱が入り過ぎ写真はありませんが(笑)このあとは、スクライビングの基本を解説し、ビルダー三種の神器「スクライバー」を持ってノッチづくりに入りました
ログビルディングはチェンソーワークが生命線。
土曜の基本レッスンでは、4大チェーンソーテクニックを習得して、みんながログ技術と自信を付けることをひとつの目的としています。
技術と自信が付けは、モノづくりの扉が開いて、楽しく作業ができますからね!
ですから土曜は多少スパルタ必至なんですな(笑)
日をまたいだ日曜は、実践レッスンに入っていきますよ!
前回はシルログの基本知識や丸太の墨付けを行いました。
引き続きシルログのワークを行いますが、今回は実際に刻んでいく本番です!
さぁ、それでは今回も朝の施工ミーティングで、今日のペアと施工の担当や段取りを決めてチームで作業開始です!
日曜のレッスンでは、土曜に学んだ技術を駆使して、チームの中で自主的に作業を行っていきます。
ログビルディングは個人の技術とチームプレイが醍醐味。自然と仲間との調和の中で、皆で協力し合いながら丸太DIYの楽しさ面白さの核心に触れて頂きます!
大物だと1トンを超える丸太を扱う為、下手をすれば命に係わる大怪我をします。
この実践では、ログ技術を磨きながらもチームプレイや仲間との絆も磨いていくのですね。
さぁ、お待ちかねのランチタイム!今日のログ飯はキムチチゲ♪
空腹に美味い飯をみんなで囲むナントモ特別な時間。
「同じ釜の飯~」とよく言ったものですねーみなさんとの一体感が深まります(笑)里山シェフMさん、ご馳走様でした!
腹も満たされ、午後からチェーンソーワーク再開です。
シルログの実践加工、5mモノの平引きを行います。
本番で大事なのは、キレイに刻むことではありません!
「Don't cut the line!」万国共通のルール!「線を残すこと!」
またもやハードルを上げてみましたが、みなさんの集中はナカナカのものですよ!
アーでもないコーでもないと、丸太に向かって果敢にも攻めていますねー(笑)
これは丸太との対話をはじめようとしてるアカシ。
そんな姿や変化から、みなさんのチェーンソーワークが上達していることと、ひとりひとりの自信の芽生えが伺えました。
5mの平引きを仕上げた後、丸太とはどんな対話が出来たのでしょうか。
きっとみなさん何か感じたものがあったかと思います。
今回も多くのテーマ・ミッションが課せられました。
丸太との対話、チェーンソーとの距離感、仲間との協働、線を残すこと。。。
今は色々なことが要求されますが、この小屋づくりが終わる頃には、すべて成しえて逞しいビルダーとなっているコトと思います。
さぁ、来月も張り切ってDIYしましょう!