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丸太小屋DIY 3月レッスン②


今日は朝からの快晴!春の陽気に気持ち良く作業ができそうですね!

これも自然相手のログビルディング。今日は恩恵を楽しみましょう(笑)

 

日曜はマスターコースの開催です。

このコースは実際に小屋づくりをDIYしながら実践力を養っていきます。

 

そのマスターコース、先ずは作業ミーティングからはじめます。

実際の丸太小屋づくりでは建築知識、大工知識の満載ですので、そこは初心者でも分かりやすく、このミーティングで説明・解説していきます。

 

また、初心者でも施工ができるように特別に工夫した図面を用意し、基本コースで学んだ技術をマスターコースで実践していけるように、初めての人でも実際に小屋づくりできるカリキュラム内容となっています。

今回は建築畑の方も半数いるので、いろいろな現場の話を交えながら、みなさんで朝のミーティングを作りあげていきます。

 

実習メインのこのコース。

本日は作業日和ですし、それでは早速作業に入っていきますよー

 

チェーンソーワークだけがログビルディングではありません!

木の種類や自然環境のことなど、ログビルダーなら知っトク知識も多いのです!

 

生木を扱うログビルディング。「生木の丸太ってどれだけ重いのでしょうか!?」まずは丸太の運搬をして体験して貰いましょう(笑)

今回、床組に使う丸太「シルログ」をみんなでログ作業場まで運搬です。

 

既に半分に以下に加工しておいた丸太ですが、40㎝級のその大物はカナリの重さ。力を合わせて6人がかりで挑みます!

今回使用する4本を作業場まで運び終え、その重さと大きさにドッと一汗。

「丸太(自然)と向き合う」とは、決して楽ではないのです。

 

ただ、そんな巨大な自然に対して、知恵と体力の限界に挑むからこそ、得るものもが大きいと思うのですね。

 

そうなんですよね、こんな感じで体力・知力・感覚のすべてを使うのです!

ですから丸太小屋づくりはとても腹が減るんですよ(笑)

本日の森メシは、男気ポトフです。

 

森の中で食べる汁物は、ビルダーの特権でしょうね、まさに格別です!

Mさん、本日の森メシも絶品でした!ありがとうございました!!

 

大自然に抗い謙虚になったトコロで、チェーンソー技術を磨いていきましょう!

ログビルディングは、助け合いみんなで協力しながら一つの家を作りあげる、チームプレーでもあります。もちろん、ひとりでもDIY出来るのですが、仲間と作ると、その世界は豊かに大きく広がります。何よりも楽しいですしね。

 

今日はペアになって各ペア一本づつ仕上げていきましょうー

その巨大丸太にビビったか、敬意の表れなのか、みなさんメッチャ集中して丁寧にキレイに皮むきしています(笑)

 

仕上がり上々の皮むきされた丸太に、次は墨をのせていきます。

矩がとれた製材の墨付けとは勝手が違い、慣れるまでは手間がかかりますが、これも丸太を扱う重要な作業。正確な墨付けが求められます。

 

丸太に直に設計図を描きこんだところで、あとはチェーンソーで加工します。

これは本番!この墨線の通りに加工していかなくてはいけません!

 

みなさんの基本コースで学んだ技術を、いきなりこの実践の機会で「出来る」から「正確に出来る」にしていきます。

ですので、みなさんメチャメチャ真剣ですね。

チェーンソーの扱いや態勢も様になってきました。

 

集中して作業するのが上達の近道ですので、この緊張感の中でみなさん腕を上げているようですね。とは言え、知識や技術の習得は簡単ではありませんから、上達の試金石である、経験値をドンドン上げていきましょうね!

あとはこの自然の中、気持ち良く作業を楽しんでもらえれば言うことなし(笑)

 

集中して丸太と対話できるようになれば、作業も一段と楽しくなるし、何よりもステキな丸太小屋に仕上がってきますよ!

 

今回の講座はココまで。次回も張り切っていきましょう!