今日はIくんの里山に来ています。
先日、きこりDIY講習を行って以来の訪問ですが。。。
「おぉーっ!」思わずこの開放感のある景色に驚き!
以前は入り口から入ってくると、先ずは杉の並木がドーンっとあったのですが、その並木がなくなり、隠れていた梅林に日が入って、ミツバチがブンブンと飛び回っているではありませんか!
「頑張って倒しました!」と笑いながらIくん。
40㎝級の中径木の杉並木があったのですが、あれから二人で伐ったようですね。
無事にこれだけの作業を行い、わたしも嬉しさとホット一安心。
また伐っただけでなく、しっかりと枝葉もキレイに片付けられて一面がスッキリ。
これら十本ほど寝かしただけでも、風と光が入り、当初の印象とガラリと変わってきています。これからの進展も楽しみになりますね。
実は本日、その再生計画でのもう一つの柱である、「大地の再生」を行うんです。
ココの里山でも、日と風が入らずにジメジメの地面。適切な伐木計画と大地の環境再生で、また里山が元気になっての生産力が復活していくんです!
そんなもう一つの重要な作業が、やっくん指導の下で行われています。
養蜂でおなじみのやっくん、大地の再生も行うのですねー(笑)
そんな今日のワークショップ、Iくんの声掛けに、学生さんから造園の職人さんなど、いろいろな人がきて再生作業を行っています。
「適切な場所に溝と縦穴を配置していく」作業の方は基本この里山でも同じです。
炭や有機物を設え微生物の力で、地中の水と空気の流れを促してもらうというこのシステム。シンプルでありますが、効果は絶大!里山再生には必須の作業です。
そんな作業も、みんなでスコップもって列になって行えば、早い早いっ!
あっという間に今日の明渠が何列か完成していきました。
とは言え、まだまだ溝や縦穴は必要。大谷に向かって幾つもの溝を設けて、エンドレスに続く作業を行っていかなくてはいけませんが。。(苦笑)
それでもこの数カ月で、当初とは見違えるほど様相が変わってきました。
当初の暗い里山がココまで明るくなってきてますから、Iくんの里山愛で、この場所のメズラシイ木や花が輝いていけば、とてもステキな特徴のある里山になって輝いていきそうですよね(笑)
とはいえ、ココでの里山再生作業は始まったばかり。
自然相手ですから、急激な変化は禁物。焦らずやっていきたいトコロですね!
Iくんとも長ーく想いを共に里山を育んでいきたいです。