先日、水道法が改正されました。
思い出されるのは10年ほど前に読んだこの本。映画「ブルーゴールド」の原作ともなったこの本を読んで、この国の水道民営化に不安を覚えたこと思い出します。
当時も民営化の兆候があったのですが、水が豊かなこの国で、まさか現実になるとは。。。
人の暮らしにおいて、水と空気は最も大事。
里山移住プランにあたり、わたしはそこにはとてもこだわりました。
この里山は、上水道の問題を解決し水を確保したことで購入ができたのですから。
そんな市営水道もコスト効率が悪いこの里山エリアへの配給は、事業としては採算が合わないことは明白。今後、民営化の波が襲い、水のある暮らしがどうなってしまうのか。。。
「お前さんは心配いらないっぺ」と、近所のMさん。
今日はちょうど集落水道の管理当番で、Mさんと水源に掃除に来ています。
集落水道バンザイっ!都会で水道を確保するなんて考えられません!
集落のみなさん、サバイバル能力高すぎです!(笑)
市営水道が引かれるもっと昔から、里山の先人たちはこうやって自分たちで生きる水を確保し続けていたのですね。
タンクに溜まっている、山から湧き出る自然の水を見ていると、わたしたちに生きる安心と安全を与えていると感じます。
生きるを担保できる里山は、人や生きものにとっての安全基地だなぁーと、ふとそんなことを思いました。