大モノたちを切り倒して、家具丸太や薪にまとめ、残すは枝葉の山々。
ちょうど10月に枝落を落した杉葉が二カ月が経ち、枯れ始めてきて燃し時となりました。
きこりの作業も色々な作業サイクルとなっていて、シメの片付け作業。
雨の予報を狙って、今日は一気に火燃しの敢行です!
火燃しは、最初の火付けが肝心!
一旦、炉が暖まれば、多少濡れていても燃えてしまいます。
なので、最初の薪山の組み方が最も重要なんですよねー
火の通り道を確保しながら、基本的に軽い(燃えやすい)ものから、組み上げていきます。今回は杉の枝葉の他に竹も燃やして火力の調整をします。
一発目はあっという間に燃えきってしまいます。竹を炭化させると炉が暖まるので、一発目の炎の勢いがある間に竹を燃やしていくのがポイントです。
炭が蓄えられ暖まった炉になれば、湿った葉やグリーンな葉でも燃えていきますよーただしカナリの煙は覚悟しなくてはいけませんが(苦笑)
これほどの枝葉の山があると何回かに分けて炭出しします。
これがまた土壌改良にも使えますので、手間はかかりますが一石二鳥。
こうしてできた炭は、良いリサイクル資源となるのです。
その際は、まぁードロだらけになりますね(笑)
火を扱うのですが、その反面防火対策に水を必要なので、火燃しの際は結構ビショビショになります。
普通なら長靴でと思うところですが、動けないし穴開くしで、今では構わずに作業靴でやっています(苦笑)
循環のリサイクルを考えると、火燃しは大事なシメの作業。
そんな火燃しも無事に終わり、これで十月から伐採した大モノのきこり作業もひとサイクル出来ました!
この作業は細心の神経を使いながら意外と体力を使うのでかなり疲労するのですが、これで環境も場所もまたキレイになりましたから、気持ち良いものです!
また気分よく次のサイクルに移れます(笑)