今日は「里山養蜂会」の勉強会です。
「んっ!?。。里山養蜂会って?」
ミツバチを飼ってスタートアップはしたけど、越冬して無事にハチたちが春を迎えるまで、やるべきことや覚えるべきことがたくさん。
そんなミツバチの世話を始めた養蜂初心者にとって、サポートや知識や実践技術の習得や販売ルートの開拓など、まだまだ色々なことが必要となってきます。
そこで、この春からの新参者のわたしと、さらにワークショップを通じて養蜂始めた二人の仲間加わり、やっくんと共にこの里山養蜂会を設立しました。
これから専門的な実践の養蜂術を学んで、先ずはひとり立ちを目指します!
目指せ越冬!目標100㎏!(笑)
その里山養蜂会、第一回目の勉強会はダニ対策。
夏も終わるこの時期からダニの繁殖が加速します。
ダニを放っておけは、巣箱のミツバチを全させるほどの危険を生じます。
実際にやっくんもダニによって、80群ものミツバチが全滅したそうです。
対応しなければ、ミツバチの全滅の危機も!
今日は、この時期に必要なそんな大事な対応法を学んでいきます!
そのダニ対策には予防と駆除による対処が有効に効きます。
これまでのダニ対策として、巣箱の風通しをよく環境による対応や雄切りによる直接的なダニ駆除を行ってきましたが、効果がでなければ次の手を考えなくてはなりません。
そのためにまずは巣箱にどれだけのダニがいるのかを調べた上で様々な対応法を検討していくフローとなります。
それでは、初心者 Iくんのハチで「シュガーロール法」を実施し、ダニの寄生率を確認していきましょうー
蜂児が多い巣枠のハチたちをトレイに振り払い、規定容器に200匹ほど入れます。
そして粉糖をフリカケて、ミツバチたちをシェイクシェイク。
出てきました!トレイに赤茶の1.5㎜程の丸い物体の数々(汗)
これがミツバチを全滅させるミツバチヘギイタダニです。
規定の概算式より算出して、ダニの寄生率が3%以上の場合は早急の駆除対策必要。この場合平たく言えば、このミツバチ200匹の規定のトレイから3匹以上のダニが見つかれば、駆除対策ということなんですね。
ミツバチヘギイタダニの駆除には、薬剤の投入が効果を発揮します。
もちろん予防やオーガニックでの駆除などの対処法もあるようですが、時期や判断を誤れば全滅の可能性が大きいので、初心者の私たちにとっては、キビシイ判断が迫られています。
薬剤での対処が支配的な業界ですが、個人的にはオーガニックでやりたいですねー
わたしたちのミツバチたちにも判断が迫られようとしています。
これは、大きな宿題となりそーです(汗)