八月に入りお盆が近づいてきました。
今日は地域のお祭りです。
去年につづいて宮立ちグループの一員としてお祭にでますー
この日に合わせて子どもや若い人が帰ってきたり、集まってきたり。
去年の顔ぶれと一緒にトラックに乗り込んで、
「トンツクトントン、ピーヒャララ♪」
わたしもこの日のために練習してきた太鼓を叩きます(笑)
青空の下、稲穂をまとった棚田には笛と太鼓の音が響きわたります。
こうしていると不思議なもので、少年時代に過ごした楽しい夏の記憶というものが、また生命力を得てよみがえってくるんですよねー(笑)
中年の新入りは、懸命に太鼓を叩きながらも、ついついこの美しい牧歌的日本情緒に浸ってしまうのです(笑)
合同例祭が行われる場所へと向かっているのですが、今年は四年に一度の神楽のお披露目の年。わたしたちの集落は、上手の神社に向かいます。
その神社では、すでに地域の議員や区長さんが祭礼をすませて集まっています。
いよいよ私たちの出番!神楽のお披露目です。
笛に合わせて太鼓や鼓がリズムを刻み、獅子舞がトコロ狭しと踊りますー
そして、獅子が舞いながら、真剣での居合い斬り!
練習では見れなかった居合い斬り。ナカナカの見応えでございます!
一方で下手のお寺では、他の集落が、神輿を担いでワッショイワッショイ!
大勢の観客で盛り上ってます。
こちらの境内でも、別の集落の神楽が披露されています。
うちらの集落とは少し変わっていて、集落ごとに特徴があるのが面白いですね。
合同例祭は六つの集落が一同に会して催されるのですが、そのうち神楽を維持しているのが四集落。今日では貴重な文化遺産なんですよねー
境内での祭事がおわり、夕方からは山車を引いて、地区を回ります。
「トンツクトントン、ピーヒャララ♪」
夜は子どもたちが主役!山車に乗って太鼓、笛を奏でます。
提灯に灯りがともりはじめ、夜のお祭りの雰囲気が盛り上がりますー
新入りのわたしもベテランの子どもたちに混じって、
「トンツクトントン、トンツクトントン♪」
みんなで太鼓がそろうと気持ち良いものです!
楽器ってスゴイですよねー年や性別は関係なく一体感が生まれますからねー
準備や練習を重ね、地域や住民が一体となって開催されるお祭り。
今年は、ただ参加しているというよりも一緒に作り上げている感じがしました。
共に大声を張り上げ、汗をかいた時間のなかで、
地域や人との一体感を感じることが出来たと思います。
お祭りって良いものです。