先日、途轍もない大雨が西日本を襲いました。
各地で大変な被害が生じて、未だに多くの行方不明が心配されます。
ここ房総の里山では雨はさほどでもなく被害はなかったのですが。。。今日になり突然に台風のような大雨に見舞われました。
ミツバチの内検終えた昼過ぎに、いきなりのドカ降り。
モノスゴイ大粒の雨が里山を襲っています。
大雨が里山のすべての音をかき消しています。
これでは、避難放送など聞こえそうにありません。
降り始めて1時間もすると辺りは一面の水溜り、今にも溝も溢れそうです。
雨は一向に止みそうもない勢いに「このままだとヤバそうだな。。」
そんな危険な気配を感じ、ナニか不安がよぎります。
急いで、敷地の谷まわりや排水溝の水量チェック。
また、小屋への侵入を防ぐために、まずは土嚢を入口に積み上げます。
小屋にも古民家にも樋がないので、これだけの雨量を既設のU字溝だけでは排水しきれず、クワを持って他に水みちを作って排水しました。
溢れでて押し迫る水の勢いはあっという間。
その速さに驚きましたが、土嚢と水みちのお陰で、小屋への水の侵入を間一髪で防げました!
土嚢は上々の効果を発揮し、用意ができて本当にラッキーでしたね。
排水も落ち着いてホッと一息、ズブ濡れになって古民家を見回していれば「そうだ!雨漏りチェックできる!」ナイスなヒラメキが降ってきました(笑)
こんな雨の日に雨漏りがなければ、古民家はそりゃ安心!
さっそくライトを持ち出し、今までにないくらい入念に小屋組みをチェック!
狸の気配を感じましたが、幸い漏れは見当たらず雨漏りは大丈夫な様子!
これは年間ベスト3に入るメチャメチャ嬉しいニュースとなりましたよ(笑)
全身ビショビショで大変な日となりましたが、
本日、遭遇した大雨でいろいろと学ぶことができたと思います。
今までに考えられないくらいの雨が降る時代というか環境というか。。
今日は、私たちがこのような自然の環境に生きていると実感しました。
そして、この里山敷地における水の流れや溜まる速度や量、氾濫危険ヵ所などの新たな発見や、これまで排水作業してきた成果を確認出来たことは、これからの里山再生に活かせる大きな収穫となりましたし。。
今日を教訓に、またさらなるモチベーションのアップとして、里山DIYを加速させていきたいですね!