ミスターP あらわる!
Mさんが、カワイラシイ愛犬を里山に連れてきてくれました!
そーいえば、ここに犬が訪れたのは初めてのこと。
そんな敬意を払って、ここではミスターPと呼んでいきます(笑)
そんなミスターPがいても、作業内容に変更はありません(笑)
先月に引き続いてのログ作業。本日は、二人+一匹で建前を行います!
これまでのオープンディで、みなさんで丸太6本を仕上げて頂きました。
そこで今日の作業では柱の位置を決めて掘って、丸太柱を納めていこうと思います
簡易小屋とて、キレイに丁寧な仕上げが信条!
丸太に愛情を込めてステキにDIYしていきましょうー!
三角関数よろしく計算したらコンベックスで位置を確定させて、ダブスコで700㎜ほど掘っていきます。それから柱を据えてクラウンとレベルをポイントで合わせ、軽く砂利を充填して仮留めしておきます。
建前はお祭ですから「イキオイ」が大事ですなのです。
こんな感じで、ざっと4本の柱を一気に建て上げます!
なにか普段と違う主人にも、ミスターPはチャントついてきています(笑)
この「丸太の掘立て」は、下を決めて建て上げていきませんから、キレイに納めるには、状況に応じた現場合わせの機転と力量が問われます。
しっかりと画との整合性を合わせるためにも、丸太の墨線を各ポイントで向きとレベルを合わせながら、この時点で全体のバランスを取りながら調整していきます。
ですので、そのためにも下処理段階での丸太の墨付けの精度が大事なのですねー
丸太の掘立はシンプルな故に、技術やセンスの差がカタチに現れやすいのです。
ミスターPにもガッテンもらえたところで、次に進みます(笑)
位置も決まり、カケヤで打ちつけ、頭をおさえたトコロで、ベンチマークを付けていきましょうー お馴染みの縄文道具、Mさん初体験の水盛管を重用します(笑)
お昼はMさんがオニオンポトフを作ってくれました!
簡単らしいのですが、とても美味しいです!
これを建物に喩えると、「掘立て」でしょうか(笑)
シンプルなだけに味に差が出やすい!? Mさんの掘立て、期待できそーです(笑)
ミスターPも同意しているのか、食べたいのか、吠えています(笑)
小さいけれど、とても勇ましいのですね!
そんな勇敢なミスターPとて、里山の夜は危険がいっぱい。
昼休みもソコソコに、巨大なイノシシが来る夕方までに作業を終えちゃいましょう
BMから梁位置を決めて、柱の木口を加工していきます。
脚立に乗ってのチェーンソー作業です。
ログビルダーたる者、そこに丸太があれば、どんなトコロででもチェンソーワークが求められますから、高所でのチェーンソーの扱いも慣れておきたいところです。
建前完成とはいきませんでしたが、高所で木口を刻み、しっかり梁を納めました!
今回もまた新たな作業もこなして、Mさんは着々とビルダーとしての経験値を上げてきているようですね!
ミスターPも、そんなMさんの作業している姿にミホレテいましたね(笑)
みなさんでチカラを合わせ、ココまでイイ感じで丁寧に仕上がってますね!
ナカナカの大作が期待できます!楽しみですねぇー
Mさん、ミスターPもお疲れさまでしたーさぁ、イノシシ来る前に、みんなで帰りましょうー ワークスペースづくりも次回は佳境に入りますー