裏山は古民家を守っている、とても大事な場所。
ですから、ここの自然環境には特に注意しながら再生作業を行ってきていますー
さぁ今年は、春を迎えてナニか変化があったでしょうか!?
共に里山作業くださるTさんと覗いてみましょうー
この時期はタケノコが出始めますー
当初は孟宗竹が鬱蒼と一面に覆いつくしていた裏山で、その敷地の竹をバッサリ伐採したんですよね。それでもこうやってポコポコ生えてくるんですよねー
旬の味覚のタケノコですが、イノシシもこの時期を待ちわびています。去年は、イノシシに裏山一面にボッコボッコに穴を掘られて、多くの植樹ピットが破壊されてしまいました(泣)
なので、この時期にタケノコに気づいたら、すぐ掘り返さなければなりません!
この里山ではタケノコ掘りって流暢にはいられないのです!
それでもアリガタイ春の味覚!Tさんに良いお土産となりましたが(笑)
そんな裏山ですが、改めて見回してみると。。。んっ!?何か様子が違う!
ここの裏山の斜面は崖になっていて、そこからはお隣さんんの敷地。
元々竹は、そこから繁殖して敷地に生えてきたんですね。
今回、その斜面の崖に生える竹の多くが伐採されていました!
聞けばお隣さんが切って下さったとのことでした。かなりワイルドに切倒ししてありますが、整備したかった竹林だったので、これは大変助かります!!
ただ、切倒しなだけに少し整備が必要なので、これをTさんと一緒に作業しました。
「ここまで全伐すると崖が崩れるよ」そんな声も聞いたりします。
竹は表層の地盤をガッチリ掴むので、一気に切る時は気を付けたいとこですね。
この裏山を構成している元々の環境は、様々な雑木たちが大きな根を張りだし、この大地をカタチづけており、竹はあとから侵食してきた新参者なんですね。
その新参者が大地をカタチづけている雑木とケンカして、雑木を傷めているんです。弱った木には菌が入り込んで、チラホラ朽ちて枯れ倒れている状態です。
この裏山を再生していくためにも、まだまだどんぐりの木には元気に裏山の環境を守ってもらわねければなりませんから、ここでは竹の方を整理してきています。
今回の伐採で、竹で覆われていた木々を暗闇とジメジメから救い出せて、久しぶりに陽を浴びれたカシやシイが気持ち良さそーにしています(笑)
また裏山の一方において、
今年7月に植えたカエデやモミジが、キビシイ冬を越して若葉を茂らせていました。
竹に代わって入った新しい住人の環境もシッカリ世話しなくてはなりませんね。
そこで、水を吸上げるこの時期に追肥をしました。
根を張りだせるくらい幹から離した所に穴を開け、そこに肥料を流し込みます。
このモミジやカエデたちもしっかり大きく育ってもらって、この裏山の大地をガッチリ守ってもらいたいですねー
裏山の住人が元気でいればココは安泰ですから!