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冬のノラ仕事


睦月は晴れが多くて気持ち良いのですが、

一年の中で最も里山が冷える時期でもあります。

 

植物にとって1月は根を温める季節ですから、じっーとしてますね(笑) 

わたしもこの時期は無理せず気力体力温存しておきたいところ。

 

とは言え、そんな大寒期の作業もあるんです。ノラ仕事がソレです。火燃し、伐木、枝打ち。。。去年の今頃、やはり竹炭づくりに精をだしてましたね。

 

今日は比較的温かく、明日は雨。山の作業にはグッド コンディション!

先ずは、竹炭づくりからスタートしましょうー

乾燥した竹や改良版の炉のお陰で、去年よりも生産力がアップしているんです!

今回はいつもの井桁型ではなくキャンプファイヤーで見かける「ツリー型」に竹をセットして燃してみます。(すぐ崩れてしまいましたが・苦笑)

 

また竹を燃している間に、敷地西側のノラ整備もやっていきますー

 

パッと見、常緑樹に見えるくらい幹から枝までうっそうと無数のツルに覆われています。コナラは落葉樹なので、ツルにとって冬は陣地拡大のチャンスなのですね。

ツルの恰好の住処となり、そのせいでこの辺りはジメジメと陰気なのです。

また、ツルが込み合うと菌を繁殖させる環境となり、枝などが腐っていきます。

樹木にとってツルは厄介な存在でもあるのですね。

 

とは言え、このコナラはお隣さんの敷地にある為に去年は見ているだけでした。

お隣さんにも了解得た今回、心置きなくコナラを救い出せます!

 

さぁ、苦しんでるコナラをツルから解放して、光と風を取り戻しましょうー

久々に木に登って、枝から枝にツルを刈っては朽ちた枝を処理をしていきました。

すべてのツルを取りの除くけませんでしたが、大半の幹枝が露わになりましたね。

 

春に目覚めたころ、ヒドカッタ肩こりが治ってビックリしている事でしょう(笑)

コナラはとても木登りしやすく、童心に帰ってカナリ高い所まで登りました(笑)

 

「大人の木登り」ってオモシロイですねー(笑) 久々の木登りを楽しみました!

そして高いところからの景色は最高! 千枚田と里が一望です。

 

おっと、本日は竹を燃していましたね、炭づくりも忘れてはいけません!

 

戻ってみると。。炎もおさまり小さな黒い山がポツン。

竹は燃えるのが早いので、目を離すと炭が灰になってしまいます。

 

ついつい木登りに夢中になりすぎました(笑)

たしか、去年はこの時期には竹炭をつくり終えていましたねー

。。。今年は些か遅れ気味であります(苦笑)

 

春に備え体力温存と思いきや、意外と作業に追われます(笑)