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百姓 de 小商い


「お金に頼りすぎず、自然の中での幸せな暮らし」

里山ではこんな生活を目指したいですね。

 

その自然の中で暮らすには、様々なことが求められ出来なくては生きてはいけません。大工作業をはじめ、木を切ったり、お米や作物を作ったり、時には狩りをしたり、水の確保、排水の処理などなど。

 

きこりだけでなく、時に農家であり猟師であり、大工であり土木屋。はたまた電気や給排水の設備屋でならなくてはなりません。

 

都会での暮らしでは、出来ないことは何でもお金を払って手に入れてきた訳ですが、この里山では出来る限り自らの手で得らなくてはならないのです。

 

だ・か・ら「百姓」と、先人はよく言ったものです(笑)

自然の中で暮らすとは、百もの「姓(仕事)」が求められるんですね。

 

生活するだけでも、やることが沢山ある訳ですから、

田舎暮らしの基本は百姓。少なくとも私はこのスタンスですね。

そんな今の私には、何姓あるのでしょうか?

 

きこり、大工や土木作業、農作業に古民家オーナー。。。

そして、自分がおすそ分けできるモノ(生産物・技術など)ってなんだろう?

 

「おすそ分け」っていいですよね。

 

「おすそ分け」って受け取る側も与える側もダイレクトな幸せな関係ですよね!

別に無理して与える訳でなく、自分の必要なモノを作って、その余剰物をあげる訳ですからね。また、他人さまだから結構イイ余剰物をあげる訳です(笑)

 

自分でおすそ分けできるモノをお金と換金してビジネスできるといいですよね。

ビジネス@里山においても、このスタンスでやりたいと考えているんです。

 

ビジネス@里山。。。カナリ核心な話ですねー(笑)

さて、今の生活にお金っていくら掛かっているのでしょうか?

そして、わたしたちの基本的な生活を維持していくために必要なお金って、

一体いくらかかるのでしょうか? 

 

「身の丈の生活費を知る」

ビジネスを考える前に、コレは押さえておきたいところです。

 

そんな単純な疑問に自分で応えてみたところ。。。

わたしたちの場合は、賃貸費を除いてひとり月8~9万円!

 

子どもがいない私たち夫婦では、

大体20万もあれば、現状の暮らしが十分に成り立つ感じであります。

  

里山では、すでに土地は購入した訳ですし、

都会での暮らし違い、基本的に消費して生活を成り立たせる生き方ではないので、

 

おすそ分けできるいくつかの姓をビジネスにして、その基本的収入、ベーシックインカムの10万は、「百姓⇔小商い」を行う中で稼いでいくカタチを考えています。

しかし、今はまだ里山と都会での生活ですので、

自分がおすそ分けできるモノって何でしょうか。。。

 

一年半ほど、里山DIYをイッペントウにやってきましたが、持ち出しも底が見え、

今後の里山生活に備えてそろそろ「おすそ分け」できる小商いも開拓していこうと考えていたんです。いやいや、はじめなくてはなりませんよね(苦笑)

  

そんな矢先、外構の業者がナカナカ決まらず困っていた友人からの仕事をお受けしました。「大工」の姓を使って、友人の希望に叶う木製のフェンス&デッキを仕上げました。

 

期間も6日ほど。里山DIYをお休みして、無理なくおすそ分けできるほどの工事でしたので、喜んでくれた友人もわたしもとてもハッピーな小商いでしたね。

 

今回は、設計と大工の「姓」でしたが、このまま里山作業を通していけば、他にも「姓」が増えていきそうですね!

 

今後、おすそ分けできる姓を増やして、小商いに役立ていきたいです。