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森の風呂&トイレ小屋⑩


秋雨前線ですかね。。

このところ雨の日がケッコウ続きますねー

 

小屋は先日ルーフィングを貼ったので、雨の日も安心です。

ただ明日も雨。安心ばかりもシテられず、今日は屋根を仕上げたいと思いますー

 

この板材は、実は古民家解体の廃材

コノ日の為に、コレを使わない手はない!っということでコレを再利用です(笑)

長さや幅がマチマチのこの板を、

一枚一枚の板をチェックしながらグルーピングしていきますー

 

50年前のモノでしょうが、ケッコウ使えそうです!

状態良く解体、保管しておくと、使えるモノですね!

 

大体1間1尺5分のモノが多いですね。使える板材の長さを把握して、

それから屋根葺き材として割り付けを計算していきました。

計算を元にサッと切り分けし、明日は雨です! 早速に塗りにはいります(汗)

 

前回「サンセットローズ」の単色で具合が悪かったので、

今回は「ワインレッド」を加えて色を調合してみました。

まぁ、こんなもんでしょうか?!

色を合わせるのはホント、大変です(汗)

 

乾かしている間に、下地に墨付けをしておきます。

明日は雨です! 作業のピッチが上がります(汗)

600㎜と450㎜材を三列と四列でリャンコで葺いていきました。

材料数と施工手間の関係で、本来の仕様での施工は無理でした(泣)

 

実際、この板材で雨を防ぐわけではないのですー

今日の施工ではルーフィングが効果を発揮するので、

今回の板葺き屋根は、意匠的な意味合いでやっております(笑)

「明日は雨です!」発破をかけ続け、今日で屋根が仕上がりました(笑)

 

屋根に関して法規上の制約は大きく、都会では原則板葺き屋根はNGなので、

古民家の茅葺きも小屋の板葺きも、ますます珍しい存在となってきてますね。

 

これも自然素材を使える田舎の特権なのでしょうか!?(笑)

 

板葺き屋根ってナントも雰囲気がありますなー

自然の中、朽ちながら味がでてくるので、落ちついていく雰囲気も楽しみです。