森に風呂とトイレを設置する小屋のDIYも、今回で二日目。
手を怪我して、一週間ぶりの復帰です!
今日は、大事な墨付けの作業。図面をもとに丸太にその墨を写していきますー
いつものように、レベルとサシガネを用いて、丸太の両小口に、任意の中心点を出してそれを基に水平線と垂直線を書きこみます。
墨付けは後でやり直しをしたくない作業。なので、ここでしっかり情報を書き写したいのですねー そこでひと手間ですが部材図があると、確認もできるしミスも減るしで、結果的に時間の短縮にもつながるんです。
今回も、部材図で確認しながら、一気に丸太12本の墨付けを終了させました。
さぁ、墨出しが終われば、墨に沿って加工をはじめます。
丸太に平面を出していきましょうー
平面といれば、平引きです。
デッキでは、50枚もやったので、もう勘弁って感じですが(笑)
今回はミルなしで仕上げていきます。
墨線を残して平引きを終えたら、つぎは「ブラッシング」作業です。
バーをワイパーのように撫で当てて、平面のイガミを無くし平らにする技術。
何ミリか線を残したところで、ブラッシングは完了!
こうやってチェーンソーだけでもソコソコ平面が取れるのです。。。が
やっぱりノコ刃の切面では荒いので、カンナをかけていきます。
サラピンの新しい相棒の出番っ!
墨線が微かに見えるとこまでカンナで削って平面を仕上げます。
バツグンの切れ味!(笑) またヒノキの良い香り!
丸太のクセや反りを読んで、熟練した墨出しに精巧なカンナ掛けができれば、
このような手作業も、製材品(工業材)の精度にも劣りません。
デッキづくりでは、カンナをここまで使いませんでしたが、
住宅など精度が求められるときには、シッカリこのレベルまで仕上げたいですね。
残りの柱材の仕口部分の加工も終えて、本日の作業を終了っ!
怪我の影響もなく大まかな墨出しも完了したので、次回は遣り方です。
今日の里山は秋のような風が吹いて過ごしやすく、作業もしやすかったですねー
キャンプのいい時期を逃さぬようにがんばらねば!(笑)