里山DIYに気軽にふれて貰える機会の「オープンディ」。
今回は、都内から男女二人の方が参加してくれました!
本日も前回同様、きこり体験です。
実際にチェーンソーでの伐倒は初めてとのことですが、
二人ともに自然的作業への知識や感覚に慣れている様子でしたので、
基本的なことを説明した後は、実践的に進めながら伐木体験して貰いましたよー
今回、時間も限られていたので、二人で一本の伐木となりました。
二人での共同作業もバッチリ!狙った方向に伐倒できましたね。
さくら色のキレイな赤味、そしてイイー香りが漂います。
径は細いのですが、これも40年後半のヒノキだと思われます。
目の詰まった概ね健康な丸太なので、大事に建材に使っていきますね。
きこりの一連の作業を体験とのことで、枝払いもトライしてもらいました。
枝払いにしても、やってみると色々な感覚が飛び込んできます。
「集中と緊張のなかでの作業に、ドッと疲れを感じた」と感想。
計算できない自然モノを扱っている訳ですから、
感覚を研ぎ澄ます分、普段にない「疲れ」を感じるかもしれませんね。
それでも畳みかけるように作業は続き、倒した丸太持ち上げて片付けていきます。
たとえ小径木とて、生木の丸太は重くて、運ぶのも結構なひと作業(汗)
そうなんです、ヤリッパナシが利かないきこり一連の作業は、まだ続くのです(笑)
その作業もそろそろ佳境に入り、最後は皮むきをしました。
木が水を吸上げるこの時期まで、ヒノキや杉などの樹皮はよく剥けます。
ヒノキの皮を剥いた甘皮部って、ホノカに甘いのですねー
だから剥かないで放っておくと、キクイムシが甘皮を食べに入り込んできます。
そんな夏の木は、できるだけ皮を剥いておきたいので、
二人にも「体験」という名目で、しっかり皮むき作業もしてもらいました(笑)
今回のオープンディ、限られた時間のなかでしたが、
一連のきこり体験を行い、無事に作業を終えました!
お二人、お疲れさまでした!
お二人が世話したヒノキは、大事に使わせてもらいますね。
コツを掴むには、練習や経験が必要となりますが、お二人ともチェーンソーとの距離感がとても良かったので、経験積んで将来きこりでもイケると思いますよ!(笑)
里山DIYをみなさんと一緒に、楽しく関わりのできる機会づくりとして、
今後のオープンディも、みなさんのお越しをお待ちしています!
さぁ、作業の後はビールで乾杯ですっ!!