溝際も直角にしたので、今日は溝に沿ってボッコ(縦穴)を設けていきますー
いつものパワーツールにダブスコを加えての作業。
このダブスコは、穴掘り専用のスコップ。
1mくらい掘るので、ヤッパリこれでないとキツイですねー
今回は、裏山の真中から東際までのボッコづくりを行いますー
実際、地中の空気と水の流れをこの裏山から川へと注ぐ谷間の方に誘導していくので、ボッコも地上レベルに応じて深く掘っていきます。
この東側は、掘るとすぐに岩盤層にぶち当たります。
ダブスコでは掘れなくなるので、カナテコを使ってワルアガキをするのですが、
それでもカタイく手こずります(汗)
東側は岩盤層が浅い位置にあるのでしょう。掘れるボッコ深さが50㎝前後です。
それでも穴深さの強弱をつけて11カ所を掘りました。
水が湧き出したりしてくれば、地中内での空気や水の行き来の形跡として観察できますので、この深さで経過を見ようと思います。
穴を掘ることによって、空気や水を呼び込んでいきます。
地中のつまりを取除き空気と水の通りを良くすることで、山から川への代謝が促進されます。地上だけでなく地中でも水と空気の呼吸が出来ることで、山や川に植物や生き物の多様性が育まれ、環境が回復してくるという仕組みです。
単純でシンプルな知恵ですが、ボッコづくりはこの里山再生の重要な作業。
裏山から谷までつづく穴の道「ボッコ街道」は、
とても膨大で大変ケワシイ道のりですが、環境の回復を信じて続けていきますよ!
わたしは禁断のパンドラの箱を開けちゃったのでしょうか(笑)
ただ、自然が気持ちよく輝いていれば、その古民家での暮らしは最高ですから!
そんな希望を糧に、これからも穴を掘り続けます(笑)