犬ばしりのコンクリート部分にヒビが!?しかもアチラコチラに!
この辺りを観察してみると、草木も生えずにカチコチにかたく、白い土でパサパサ、ポロポロ状。どうやら土地が瘦せているようですねー
メタボも困りものですが、痩せすぎも問題です。
建物の沈下や土の流失による地崩れなど。。。
それらの懸念材料となりうります。
この土地の痩せは、確かに陽当たり悪いことが要因とも考えられますが、他の陽当たり悪いエリアはこれほどヒドクない。
「では、ナニが原因なのでしょうか??」
母屋の屋根からの雨水!?これがナンカ関係してそうですー
そういえば、大雨の際に訪れていた時に、
「スゴイ量の雨水が地面に注いていましたね!」
大量の雨水を受ける大きな屋根の古民家。この雨水が、雨や台風の度に常に地面に当たれば土は削れて流失するだろうし、土が作られない環境では草木も生えないのでカチコチの地面となってしまう。。。
あるほどー!道理で屋根の下の地面が痩せています。
特にひどいのが北側と東側。
「しかしそれなら、樋でも作れば良かっただろうに。。。」
ただ、裏の林は落葉樹。葉で詰まったり重くなったりと、環境的に樋の設置が難しそう。なるほど!先人たちの苦労が垣間見えてきます。
建物の沈下や土の流失による地崩れなどは里山くらしでは死活問題です。
また知ってしまった以上、目を逸らす訳にはいきませんから!
そこで、ボッコや明渠づくりまでの一時的な処置ですが、
屋根からの雨水がかかる部分に竹で緩衝材を設置してみました。
この竹も、もともと東側の竹を整備したリサイクル物。
楽して得となるか!?しばしこれで雨をしのげるよう期待してみますー