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プラン@基本デザイン


次に「プラン」ですね。

 

ここでは、エスキスをもとに各部屋の配置をより明確にしていき、

最終的に壁線(構造)を決めていこうと思います。

 

先ずは、ややこしい設備関係の配置決めから攻めてみました。

 

下屋に水廻りの設備機能を集中させることによって、母屋への耐朽負荷を減らすとともに、配管施工のシンプル化を図れます。また昔の住まいという事もあって、家相も考慮していくと東・南の配置が良さそうですね。

 

という訳で、東側に下屋を設けることで設備関係の間取りがハマりましたー

 

これはまるでジグソーパズルか? いやいやテトリスか!(笑)

 

母屋はカナリ自由に配置ができるので、まずキッチンの位置を下屋の水廻りに隣接させて、その土間を全体の中心になるように計画。次に、リビングをいろり・畳・洋間に3分割して、それらの配置を環境の良い南・西側の方に拡げていきました。

 

個室と納戸は、残りの空間とロフトを設けて上下に振り分け収めていきました。

 

こうしてテトリスが終了しました。気になるスコアは。。。(笑)

 

次に壁線を決めていきます。

この壁線は構造に直結するので、プランでも重要なトコです!

  

専門的には、様々な考え方や工法で建物の構造計画するのですが、DIYではそこまでの知識や工法は現実的ではありませんね。

 

ですので今回の計画では「概設の構造形態は変えずに補強していく」と方針を掲げ、古民家の架構構造を補修しそれに壁面を新たに設置し剛性をプラスしていく補強計画を取り入れました。

 

こうしてプランでは、母屋の四隅に壁や筋交を配置しておきました。

一方で下屋では、自立させて壁の配置を計画しています。

 

ただここでは私の力量不足で、分かりやすく簡単に説明できないので、

詳しくは、また後ほど構造的な話しようと思います。

 

これでプランがザックリ完成です!

壁線が決まると図面に見えてくるから不思議です(笑) 

 

※図面資料などコピーレフトですが、取り扱いの際は、ご参考程度にお願いします