「ありゃー大きな水たまり!」
恐らく昨日の雨の影響で、雨水が地中に浸み込まずに溜まっているようです。
また前回にボッコを作ってはみたものの、
その際に排出した残土(粘土)が水を堰き止めていたようでしたね。
今の状態では、水が地中に自然と浸透していく様子もなく、当面の雨水は流して処理を考えた方が良さそうです。
そんな今日は、今後の雨に備えて埋没して機能していないU字溝の発掘です!
腰にバクダン抱えている私にとって、
それはそれは負担のかかる重労働となりそうです。。。(笑)
まずはツルを使って、埋もれていたお宝を採掘していきます。
溝を掘り起こし十数年分の泥をかき出すと、異臭が漂ってきました。
粘土性の強いヘドロとなっているようです。
道路の下や周りはこんな感じとなるのでしょうか!?
反対側の際に溝を掘っていくと、同じようなヘドロとなていました。一体がすべて粘土となっているようです。これでは水が浸透していかないと納得です。
ただ、キレイになったU字溝の効果はテキメン!
まだ一部の溝ですが、あっという間に溜まっていた水が流れてなくなりました。
水が流れ出すと、沢ガニが姿を現しましたー
こんな感じで豊かな環境のポテンシャルをところどころで感じることが出来ます。
谷間の地形のこの里山は、蛇紋岩が多くて重粘土質の土壌で形成されています。
ですので棚田がこれ程までに作られているのでしょう。
美味しいお米作りではその恩恵を授かりたいものですが、
宅地では粘性土を何とかしたいものです!
道路下などは、その重さで圧力がかかり地中の水脈や空気層がつぶされています。その上、この土壌では砂利や砕石もこの粘性土ですぐに詰まってしまいます。
ただでさえ水や空気が通りにくくなっているし、この水の問題は解消したいので、ここは腹を決めて、古民家周りの道路から水路施工に注力しまきゃなりません!
こんな土木工事を目の当たりにして
「果たして独りでやり遂げられるのだろうか!?」と悲観的な問答しながらも
「まぁーなんとかやっていきましょ」と開き直りの自分がいました(笑)