雨の次の日は水たまりが。。
いつもナントか応急の溝をつくって対処はするのですが、
効果も一時的で、また溝を作っての繰り返し。。。
近所のおじいちゃんは里にある大穴を方言で「ボッコ」って言っていました。当時は何のことやら意味が良く分かりませんでしたが、どうやら地下水位をコントロールするための穴のようなのです。この里山の敷地にもやはり穴(ボッコ)があちらこちらに見られるんです。ボッコがボッコボッコです(笑)
今回は一発、試しに自分でも「ボッコ」を作ってみましたー
「ボッコの作り方」
水が集まる地点にダブスコで竪穴を掘っていきます
今回は1mくらいの深さまで掘りました。ここでは垂直に掘るのがポイント。
かなり浅い部分から粘土質が。どうりで水が溜まる訳です!
臭いもキツいので炭を混ぜながら土壌改良していきます。
森から幹や枝を拾ってきて、穴の中に詰め込んでいき
さらに落ち葉や森の土などを入れて
これでボッコが完成!
このボッコを作って、通気や水の流れの悪い地中の回復をバクテリアに手助けしてもらいます。微生物の住みやすい環境を心がけて彼らの棲家(ボッコ)を作り、あとは彼らに水脈トンネル工事を任せる自然サイクルの水路システムです。
やはりボッコひとつでは効果は薄いでしょうから、地中の水や空気の流れを回復させるには、地形や地下水脈を考慮にいれて、いくつかボッコをつくる必要があるでしょうね。
自分たちの住まいの前にたくさんの微生物の住まいを作るのが先なんですねー
こりゃ大変だ(笑)