今日から丸太テーブルを製作していきます!
本日の作業は、前回に倒した杉を
幾つかの丸太のパーツに切り分けて準備していきます。
まず、伐倒した杉を必要な部位に切り分けて、その丸太にドローナイフで縦に一本刃を入れて樹皮を剥いていきます。今回は草刈カマを使いましたー日本製の鎌はよく切れて代用できるのです!
そして、幹と樹皮の内側(甘皮)の間をヘラで滑らせていくと、写真のようにペロっとはがれていきます。冬の木だとこんなに簡単にはいきませんから、通常はドローナイフでしっかり皮むきをしていくんですけどね。
ちなみに、ログハウスをつくる時なんかは50、60本皮剥きするんですー
森の中、ドローナイフでしぶきをあげながら、手作業で一本一本を丸太と対話していく時間は、何とも言えない体験となりますよ。
個人的にも好きな作業のひとつなんです!
剥きあげた時の満足感に、これから家をつくり上げる期待感。皮むき作業だけでも心身の成長と自然と調和できる特別なチャンスを味わうことができるのですから。
さて、この丸太なんかは、マルマル剥けましたね!
この杉皮は、屋根材に利用できるといいですなー
通常は、10月以降の冬期に木を切るのですが、この時期、ガンガンに水を吸い上げている杉を切ったので、かなり水気を含んでいましたね。
お陰で樹皮は剥ぎやすい反面、しっかり処理をしないと表面がすぐにカビてしまいます。また甘皮にはキクイムシが入りやすいので、この時期切ったの木の樹皮は、すぐに剥いておきたいところです。
キレイな肌がでてきましたね。いい杉の香りもしています!
これらを更にカンナで冬の年輪まで削って、
次の墨付け&刻みにうつります。