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災害マネージメント@里山


里山では防災関連のいろいろな区域や箇所が指定されています。

 

当里山物件も地すべり防止区域に該当しています。

これは県の管轄で、土木事務所が窓口になっています。

 

そこで、県のホームページをチェックしてみると、

地すべり防止区域に砂防止指定地、急傾斜地崩壊危険区域。これとは別に、土砂災害危険箇所なる土石流危険渓流、土石流危険区域、地すべり危険箇所、急傾斜地崩壊危険箇所。さらに土砂災害警戒区域などなど...

さまざまな指定区域があります!

 

めちゃくちゃ危険な感じがしてきます(汗)

 

地すべり防止区域と地すべり危険箇所ってナニがちがうのでしょう!?

この際なので、もう少し調べて整理してみると、

 

地すべり防止区域は、施設工事や行為制限などのハード対策で地すべりの被害を防止、軽減をするために大臣が定めた「地すべり等防止法」からの指定区域であるとの内容の記載。そういえば、現地里山の集落エリアには、排水施設や擁壁があり、ハード対策で地すべりの整備がしてあるのがうかがえます。

 

それに対して、地すべり危険箇所は、現地調査などから地すべりの恐れある箇所を指定して、危険の周知や避難体制の整備など、ソフト対策が主となる地すべりの恐れがある箇所で、今後は「土砂災害防止法」を基にした知事規定の警戒区域」となりうる箇所との内容。

 

なにやら管轄や法律による違いがあるってことは理解できましたが...

あまり危険の度合いが分かりません。どちらにしても地すべりに用心のエリアであるわけです。

 

この里山物件は、地すべり防止区域なので、対処施設や行為制限などで地すべりの防止を行う区域ということですが、自分でできる里山の災害マネージメントとして、まずは山をキレイに整備し、また地すべりの抑止も考慮した計画を行っていこうと思います。

 

知らないと不安が付きまといますが、自分で色々と調べて知っていくうちに、対策や対応が分かってきて安心してくるものですね。

 

今回、調べてみた中で、危険箇所やまた警戒区域は、現地調査や災害の記録などから指定された場所なので、特に要チェックです。幸いにも該当していなかったのですが、里山物件探しの際に注意して確認したいところです。

 

県下の地域の土木事務所で確認ができますが、千葉県では「ちば情報マップ」で検索して、情報カテゴリを防災情報に合わすと、危険箇所や警戒区域等をWeb閲覧することができます。