前回に引き続き、今回はゾーニングを描きました。
ゾーニングは、敷地内における各空間の位置関係を把握する、敷地におけるざっくりな間取図のようなものです。ヴィジョンを反映する、平面計画でのデザインの大元となるものです。
現場にいって、地形、太陽、水、道など、様々な状況を肌で確認しながら、イメージしてる里山生活に必要な機能空間を、現況図にざっくりと落とし込みました。
ゾーニングは、計画の条件や現場での状況が変化する度に、ボチボチ手直ししていくので、現段階では、これくらいざっくりにしています。
あくまで計画ですので、あまり計画を実現することにこだわらないことがいいと感じています。自然の地形を壊してまで、無理に計画を行うよりは、自然の形に合わせる計画が、里山ではあっていると思っています。
ついつい机上で考えてしまうと、数字が先行する計画になりがちです。都市での人工的な敷地では、数学的建築は、納まりが良いとは思いますが、里山は自然がデザインした地形そのものですので、ぜひ現地で計画の想像を膨らませて下さい!
「パタン ランゲージ」は、そのデザインを膨らませるのに参考になると思います。
いろいろと妄想できるので、楽しい時間であると思いますよ(笑)