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現況図


契約日も決まったので、現況図を描いてみました。

現況図は、DIYする前に描いておきたいモノです。

 

不動産から頂ける資料で、もし測量図付きの図面などがあれば、それが一番よいのですが、里山物件では、あまり手に入るのモノではありません。また公図は、大まかな形や位置が把握できる程度なので、図面としてあまり頼りになりません。

 

現況図は、適宜に敷地の大きさや条件を把握するもので、これから計画を立てる際の大元になるもので、ぜひ自ら描いておきたい資料です。

 

そこで、参考までに描き方をすこしまとめてみました↓

 

●ざっくり現況図の描き方● 

・下絵準備

ゼンリンやgoogleの地図を敷地の大きさに応じて、2倍か3倍に拡大コピーします。その際に縮尺もしっかり把握しておきます。

・形状作図

現地で、公図と敷地を照らし合わせて、目印になるポイントを拡大コピーに押さえていき、平面の形状を拡大コピー上に描いていきます。その際、感覚を信じて大胆に描いてみて下さい。

・寸法入れ

50mもしくは30m級の巻尺で測量します。ある点を基準(BM)にして、そこから敷地の各ポイント間の距離を測定して、拡大コピーに書き記していきます。(もし境界杭などあれば、それも目印に距離を測定します)

・描き足し

また敷地内の建物やインフラ設備の配線、配管など、気づいた点を書き記して、現況図を仕上ていきます。

 

ざっくりこんな感じです。 

 

手書きで描くと、DIYできる図面に仕上がります。そして、自分らしいデザインも創造できるようになってきます。作図も自分のやりやすい方法を試して見つけてみて下さい。

 

また、何度が描いていくと、スケール感が身についてきます。

ぜひ、手書きを楽しんでみて下さいね。