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見積書、よしっ!


先日、水道業者との協議がまとまり

今日、見積書が届きました。

 

初期費用で▼350万 維持費用で▼600万

 

根本的な工事計画の見直しによって、これだけのコストダウンが出来て良かったですし、環境にもローインパクトな設備環境になったので、とても満足な結果となりました。

 

今回、分かったことは、

里山に水道を引き込むことが、技術的にも費用的にも簡単に考えることができないということでした。

 

汎用な条件下でない、今回のような里山インフラ計画では、ただ水道業者に見積もりをお願いすると、やはり都市インフラのやり方での工事の見積もりが上がってきます。

 

今回、見直すにあたっては、

わたしも含めみなさんに明確な役割を与えてみました。

 

メータ器、受水槽設置の場によって、計画の条件が大きく変わるので、設置場所の確認や承諾が絡んできました。そこは不動産屋さん。

地理的(高さや距離)条件や使用条件(世帯数、水栓数など)を分かりやすくまとめて、しっかり条件に合う機械の選定を、設備メーカの技術さんと。

そして設置場所の条件面や設置機械の条件面を具体的な資料としまとめた上で、現場での施工計画づくりと見積りは、水道業者さんにお任せする。

 

不動産は隣地所有者に話をつけて頂いて、数字には強い設備メーカーとは計画づくりに関わってもらい、水道業者は現場での責任ある施工計画で見積もりを行ってもらう、具体的にはこんな感じで、わたしが多種業者間をまとめて、各状況を把握し、数値が入った具体的な計画案をまとめていきました。

 

このように、各業者さんの役割を決めて、段取りに注力して、しっかりと計画をコントロールすることに徹したことで、今回は上手くいきました。

 

この計画づくりにおいては、設備の事を最初から調べたりと、慣れない勉強に時間を費やしましたが、950万ものコスト削減ですので、やってみる価値は大いにあったと思ってます。また、勉強や計画づくりは、幾らやってもタダですからね(笑)

  

そして何よりも、里山に暮らす準備の中で、水の大切さを実感できたことは、その使い方、また再利用など、様々な配慮を考えるとてもいい機会となりました。

 

重ね重ね打合せくださった業者のみなさまには、感謝です。

ありがとうございました。

 

まだまだ、学ぶことが多いなぁー