里山探しをしていて、その土地との「相性」って大事だと思います。
優しくてハンサムで、とか、パッと見は暗そうだけど、とてもひょうきんだとか。。。と、人に性格や特徴があるように、里山にもそんな性格があるのだと、感じることがあるんですね。
いま、検討中の里山でそんな特徴を3つあげてみると、
・猫背で背が高い(奥山を背負ってる)
・意外に美形かも!?(昔は人が住んでた)
・ひとりが好き(お隣さんが2軒だけ)
「猫背で背がたかい」
ちょうど高台の肩に敷地部分の古民家があって、その頭の部分がゆるやかに奥山となっている地形の里山。山神さまもいる奥山へとつづく尾根道が、棚田の方から上がってきて、ちょっとした物語が楽しめそうな雰囲気をもっています。
「意外にも美形かも!」
今はとても荒れ果てちゃってるのだけど、以前は農家さんが住んでいたので、古民家の周りには、棚田に果樹園、杉林に竹林と色々な生きていく資源が豊かに残っています。キレイにしたら、ど偉いべっぴんになると思って期待してます。
「ひとりが好き」
小さな集落のこの辺りには、お隣さんがあと2軒のみ。夜空の星もとても綺麗に見えて、とても静かで落ち着いた感じです。
里山もこんな感じで性格に表してみると、意外な発見もあって面白いです。
もちろん、不備な点も多くて、まだ水道が引かれていないとか、北側斜面地だとか、クセのある里山ですが、そこはきこりの知恵で克服するところです。
ここは磨けば輝くダイヤの原石。とてもDIYしがいのある里山です!
完璧な条件ではないけれど、
なによりもその性格を気に入っちゃったんですよねー(笑)
里山さがしでは、そんなお互いの「相性」が大事じゃないのかなと思います。